#66 メンテナンスしないと損する
10年近く使っていたコーヒーメーカーを先日、分解してみました。プロペラで粉砕するミキサータイプのミルがついたコーヒーメーカーです。
購入以来、ほぼ毎朝のように使用していました。
分解といっても全部をキレイに解体したわけではなく、ドライバーで外せる部分を外した程度ではありますが。
分解したきっかけは、コーヒーの味がいつもより薄くなってきたためです。
入れてる豆の量は変わらないのに、なんか・・アメリカンというよりも見た目は透明感のある紅茶レベル(?)だし、コーヒーと認識しないで口にしたら、「これ麦茶ですね」と思ってしまう薄さ。
最初は簡単な掃除で済ませていました。でも、味は相変わらずアメリカンすぎる・・これはおかしいと思って、ドライバーを手にいざ、解体してみたところ・・・
めっちゃ粉が散ってる!!
マシンの熱でこびりついたであろう、相当古い粉もある!!
上蓋や底蓋など外せる部分を外して、本体を振ってみると、粉がパラパラ、パラパラ次々に降ってくる。。。
アレ?豆のまんま残ってない?仕事してないじゃん、このミキサー。
どれだけ粉を隠し持ってたんだ!というくらいに、こんもりと出てきます。
調べてみると、どうやらプロペラ型の刃で粉砕するミキサータイプのミルがついたメーカーは、粉を挽いた際に、どうしても微量の粉は残ってしまうらしい。(仕組みを考えれば確かにそうですね)
しかも、コーヒーミルについて解説されている記事やブログを読むと、みなさん、ミキサータイプのミルはあまりお薦めされていないようです。(マジカ・・)
出てきた粉の残骸を見て、ふと、これだけ出てきたというこは、いつも定期的に購入している豆の量の400gのうち、20gくらいは損してそうだな・・とついつい計算をしたくなる。
gあたりからの単価と劣化し始めたであろう年月を考えると・・わりとイイ金額になります。うーん、これは失敗した。
購入したのが、もう10年近く前なので寿命といえば寿命なのですが、もっと早くメンテナンスしとけば良かったな・・と思う次第です。
簡単な掃除はできても、ドライバーでフタを外してしまうと、あとで戻せなくるのでは・・という不安があるので躊躇してましたが、早くに気づいていれば買い換えができていた。ムダに豆を買わなくて済んだのもかもな・・と勉強になりました。
毎日接しているモノを見直すって大事ですね。
いまはこちらの手動式のミルを使っています。
そして、最近は力学に洗脳されているので、「遠心力が・・」「本体を抑える力は・・」と朝から大好物な勉強材料に接しているから、まぁ、結果的には、いまのタイミングで良かったのかも。
もし気に入っていただけましたら、次回の更新もぜひ楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです。