若手社会人こそ読書はした方がいいという話
読書はいいぞおじさん(社会人1年目)
どの会社にも、だいたい"読書はいいぞ"おじさんはいるものです。
社会人なりたての新卒社員へ、とにかく読書はいいぞと言い続けるおじさんです。
私の会社にも読書はいいぞおじさんがおり、その影響もあって私自身、社会人1年目は毎週1冊ペースで読書をしたものです。
しかし元々読書習慣が無かった人間だったため、2・3ヶ月もすると読書をサボる日が出てきて、半年経つ前には全く読書をしなくなっていました。
仕事での成長鈍化(2〜5年目)
そんなこんなで読書に頼らず、がむしゃらに仕事を5年ほど続けていた頃。
徐々に成長が鈍化しているような感覚を覚えるようになってきました。
業務をする上で多種多様な経験をして、それら経験を元に判断や行動をするのが当たり前になっていた当時。
後輩や部下育成で頭を悩ませるのは、自分が経験したことがない悩みになると、途端にお手上げ状態になるということ。
そういった時の解決法は、上司にその悩みをさらに相談するというもの。
それで解決することもあったものの、結局自力で解決できないと組織のスピードを落とすし、自分が介在する価値を発揮できていないと感じる機会が何度かありました。
Youtubeで学習をするようになった(6年目〜)
そんな中、暇な時間に趣味でYoutubeを見ることが増えました。
ちょうどその頃(2019年頃)、Youtubeも単なるエンタメ動画ばかりではなく、教養・教育系のYoutubeチャンネルが増えてきていました。
それら動画が目に留まり、毎日視聴するようになっていきました。
社会人1年目の頃に読んだ記憶が薄っすらとある"嫌われる勇気"だとか、"7つの習慣"の解説動画を見る中で、当時よりも経験を積んだことで理解が深まり、動画で再度学ぶことで、自身のキャリアパスや考え方を見直すきっかけとなりました。
Audible、そしてKindleへ(7年目〜)
Youtube動画はファクトチェックが甘かったり、短時間の尺に収めるため主要な部分に絞ってピックアップしている(それが魅力でもある)ので、文章の前後関係を知って把握するため原典に再度興味を持ちました。
そこから散歩しながら聞けるオーディオブックサービスAudibleにハマり、最終的に読み返しができるKindleでの読書に行き着きました。
それから1年で、ビジネス書を100冊以上読むほど読書にハマっています。
それから自身に起きた変化
まずは、圧倒的に
こういったケースが減りました。
個別の知識だけでなく、コンセプチュアルスキル(概念化能力)も向上した感覚があり、物事を多面的や俯瞰で考えることができるようになりました。
また、新たな分野に挑戦する際も読書を通じて知識を得る癖もできたため、失敗の回数が減ったり、順応速度が上がったりしました。
そして、今となっては私が"読書はいいぞ"おじさんとして、読書を周囲に広める活動をしています。
なぜ若手のうちから読書を勧めるのか
私は社会人6・7年目あたりで読書の魅力を実感することができました。
しかしもっと早く気付いていれば、成長の鈍化は短縮できたかもしれませんし、これだけ読書を続けても、周囲には知識や知恵で上回る方がいらっしゃったりします。
また、30代前後になると結婚や育児、介護等、プライベートの生活環境が変わることにより、自己投資に時間を割けなくなる可能性も上がります。
だからこそ、20代のうちに読書習慣を身に着け、知識や知恵を身に着けることで、それらが複利で効いてきます。
最後に、投資の神様ウォーレン・バフェットの言葉を引用して終わります。
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