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ナポリタンはナポリにない。


 皆さん、こんにちは。天津飯は天津にない。木賃もくちんふくよし(芸名)です。
 昨日も結局noteの売上は¥300でしたッ!! ¥500以上売れるとか、そんなのは幻想だって、


 (´・Д・)」 知ってた。


 はい。ってな訳で、本日は、知ってた? がテーマ。中身は、


 あの料理の由来。


 をお届けしたいと思います。

 ※ 諸説あるものが多いので、真偽に責任は持ちません。

 タイトルがそうであるように、ナポリタン・スパゲティはイタリアのナポリには存在していません。
 どうやらナポリタンは日本が発祥という説が有力。決定的証拠があるとは言えませんが、少なくとも、ナポリに存在していない事は明らかだと言える。

 ただワタクシは、コレが日本独自でもなく、ナポリ風(ナポレターナ、ナポリターノ)でもない可能性も疑っており、イタリア経由ではなく、イタリア→イギリス経由でもなく、アメリカのイタリア移民の擬似ナポリ風がアメリカ経由で入ってきたのを真似たのではないかと推測しています。
 つまり、ナポリ風(現地)ではなく、ナポリ風風(移民)でもなく、ナポリ風風風(日本)なのではないかと考えているのです。

※ 要出典。 ※ 独自研究のおそれがあります。 ※ Wikipedia風。


 また、冒頭の天津飯も、天津には存在しません。それどころか類似する料理さえ存在しません。
 いわゆる「カニ玉」である「芙蓉蟹」は存在するものの、それをご飯の上に載せたり、餡掛けにしたりはしないようである。
 この辺りも色々と調べてみたが、やはり決定打に欠ける説が幾つか存在するだけだ。
 また、なぜ「天津」である必要があったのかも割と謎のままである。

 何が謎って、中国人や台湾人がやってる中華料理屋にも当たり前のようにメニューにあるし、近年は中国に逆輸入されてるらしいって事ですけどね。ええ。

 逆に、源流はハッキリしてるのに一般に認知されていないのは、


 寿司。(´・Д・)っ🍣


 実は、タイ、ラオス、ミャンマーあたりの麻薬黄金三角地帯、、、じゃないわ。これらの山岳地帯に伝わる保存食としてのすし。すなわち熟鮓なれずしがベトナムやカンボジアなどを経由して伝わったとする説が有力である。

 そういや、カボチャの語源が渡来した「カンボジア」だとする説は有力。他の説はきっと本物じゃないので、やっちゃいなよ! そんな偽物なんか!

 ※ ややこしいのですが、カボチャの原産はアメリカ大陸。ポルトガルとの交易で日本に輸入されるが、カンボジアを経由したためカンボジア産だと思われたんだとか。


 で。話を寿司に戻して、現地では食用ではなかったとされる苗床としての米。日本人は「コレも食えるよ、勿体ないよ」と熟鮓や鮒鮨ふなずしの米を魚と共に食うようになった模様。
 つまり、原形は熟鮓。
 ここから、米を寝かせるのは面倒だ、と酢飯を開発したり、新鮮な魚が手に入るようになり、近代の寿司に近付いてくる。要するに、


【熟鮓】 → 【鮒鮨】
↙︎    ↘︎     
生鮨きずし】 【ばら寿司・ちらし寿司】
↙︎            ↘︎
【鯖寿司】 → 【押し寿司】 【茶巾寿司・手毬寿司】
 ↓   ↗︎
【握り寿司】


 こんな感じになるのではないかと思われる。

※ 要出典。 ※ 独自研究のおそれがあります。


 なので、得意げに「サーモンなんか寿司じゃない。ましてやカリフォルニア・ロールなんて」とか言ってる奴がいたら、「江戸前寿司とか言ってないで熟鮓だけ食ってろ」と言ってあげましょう。


 寿司と言えば、バッテラも何故かポルトガル語です。
 どうやら、そもそもバッテラは鯖ではなくコノシロを酢で〆た寿司が、小舟に似ていた事からポルトガル語で「小舟」を意味するバッテイラと名付けられた模様。
 コノシロから鯖に代わったのは、単に安定供給の為だとか。

 そういや、寿司ネタとしては定番であるイクラもロシア語で魚卵です。ハーイ! バーブー!

 山芋と軍艦にすると美味い明太子も、韓国語(朝鮮語)起源、中国語起源、ロシア語起源と色々ある。

 また、寿司になる事もある「天ぷら」もポルトガル語で「調理」を意味するテンペロや、スペイン語で「天上の日」や「寺院」を意味するテンプロと諸説あったり。

 そう言えば、寿司にも天ぷらにもなる、きすだが、本来は頭部がネズミに似る事から鼠頭魚そとうおと呼ばれていたが、ネズミのチューという鳴き声に掛けてKISSという外来語に喜びを重ねて「魚喜」で「鱚」という漢字が作られたと言う。

 駄洒落は他にも、蝦蛄シャコをガレージとか言ってみたり、寿司屋でお茶を「あがり」と言うのはスゴロクでゴールを意味する「あがり」なので、要するに全料理を出し終わったから「そろそろ帰ってもらうような空気を出せ」って隠語だったりします。
 「おあいそ」も「代金を貰う時ほど一番愛想良く受け取れよ!」って隠語です。

 ちょっと寿司だけに寿司ネタが多くなってしまいましたが、鶏や牛の心臓をハツと言うのも、実は英語のheartsが由来。
 レバ、タンもliver、tongueだと思えば、確かにハーツですね。

 さあ、色々書いてきましたが、皆さんはどの程度まで知ってましたか?

 それでは、ワタクシが今まで誰に言っても「マジで?」って信じてもらえないネタを最後に持ってきたいと思います。

 それでは、行きます。




 ピラフは、フランス語。


 中華料理じゃなくて、


 フランス料理なの。




 (´・Д・)」 マジで。



 得意げに「チャーハンは炊いた米を炒めるけど、ピラフは炊き込み御飯なんだよ! 」とか言ってる奴も「ピラフはフランス料理やで」って言うと、


 1.驚く。

 2.ホラ吹くな!


 って反応をするが、本当の話である。

 ピラフは日本に中華料理じゃなくて、洋食として入って来てるんですよね。マジで。
 ただ、ピラフには元になるピラウってトルコ料理があり、これが各国に広まっており、イラン料理でポロウ、インド料理ではプラーオ、ウズベキスタンではパラフ、ウイグル料理ではポロ、ロシア料理ではプロフなどと呼ばれる。

 むしろ、中華料理には該当する名前はない。


 ※ 該当する料理としては抓飯チュワファンがある。



 ピラフを中華料理だと
 思ってる日本人は
 めちゃくちゃ多いだろ。


 少なくとも、


 鳥山明先生は勘違いしてると思う。


 ※ ピラフ大王の部下の名前はシュウとマイだし、服に炒飯チャーハンって書かれてるし。


 さて。敢えてもう一度問いますが、あなたは何パーセント知ってましたか?

 うんうん。

 さすがですね! 聞いたことぐらいはある? おっ!? 100%知ってた猛者もいるんですね! やりますね!


 ところで、最後にもう1つだけ。



 (´・Д・)」 本日の記事の中に、

 ひとつだけ、ウソを混ぜてます。



 100%知ってるのは有り得ません。はい。



 ※ この記事はすべて無料で読めますが、100%知ってるとかホラ吹いた人は投げ銭(¥100)をお願いします。
 なお、この先には「どれがウソなのか」の正解が書かれています。


ここから先は

108字

¥ 100

(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。