冷静になれよ
皆さん、こんにちは。いつもクールでクレバーな木賃ふくよし(芸名)です。
さて。季節はそろそろ夏真っ盛りなので、
(´°Д°)」 ホットで!
(´・∀・)」 クールな!
話題をお届けしようと思います。
はい。そんな訳で、ホットと言えばインド。インドと言えば、ワタクシの知人でこのnoteにも度々登場するインド人。
てな訳で、さっそく本日のお話といきましょう。いや、実はあんまりインド人関係ないけどね。
半年ほど前の事だろうか。京都の話だったと思うが、随分と長い間営業していた中華料理屋が火事になったと言うニュースを見た。創業35年ぐらいだったと思うが、ワタクシの店が24年で幕を閉じたと思うと、更に10年だ。尊敬に値する。
その店が火事の後にどうなったかまでは調べていないのだが、半焼だか全焼だったと思う。
この事件を知ったインド人が、(と言うか、ワタクシはその話題で知った)
(・∀・) 「この店主、
アホやな」
と、宣ったのである。
(´・Д・)」 ん? 何かやらかしたのか?
確かに、世の中にはダーウィン賞ノミネート待ったナシ!ってアホな理由で事件や事故を起こすケースはある。
ワタクシがリアルで知る中だと、飲食店が、大掃除の時に油煙から出来た油汚れの塊を、
バーナーで
溶かそうとして
火事になる。
ってのが最強です。ちなみに全焼。
映像で見た中では、
こーゆーの好きです。(´・∀・)」
して、その店主は何をやらかしたのか、と言うと、
( ・∇・) 「油に引火して、
火柱が上がったのを、
慌てて水をかけたらしい。
アホやろ」
ううむ。わからなくはない。アホかと言われると、アホではあるのだが、人間パニックに陥ると、まともな思考が働かなくなるから、アホだと一蹴してしまうのは気が引けるのだ。
(´・Д・)」 「いや、
パニックになったら、
しゃーないやろ」
( ・∇・) 「新米コックなら
わかるけど、この店主、
35年も店やってるねんぞ?
それはアホやろ」
わかる。それもわかる。だが、
(´・Д・)」 35年間、
火事と戦ってた訳じゃ
ないからな?
中華料理なんで、火柱が上がるのは日常茶飯事だろう。だが、35年もの間、ひょっとしたら一度も危険な事をせず、危険な事にもなって来なかった優秀なコックなのかも知れない。
そりゃ煮えた油に水を浴びせるのが一番ダメってのはわかってても、燃え上がる炎を前に、知識なんて消し飛ぶのが人間だ。
事件の真相はわからんが、人間はふとした事で思考力が欠如する。
そんなものだ。
さて。そんなワタクシ、この話はちっとも他人事ではない。なにしろ今の職場がカツアゲ(ミンチカツ担当)だからだ。
カリッと揚げじゃないので160℃(カリッと即揚げは180℃)だが、フライヤーは充分に危険な調理器具である。
そして先日、事情によりキッチンを移動したばかりなので、フライヤーの不安定さは気懸りの1つだった。
今の職場で、これまでのフライヤー(据付タイプではなく移動式)の位置は他の調理器具や壁に阻まれていたので、倒れるような事はまずない。
しかし、今のフライヤーは背後と右側に空間があり、少々不安定なのである。
ぶっちゃけ、コレは気になってた。
なってはいたのである。
だが、今のキッチンは仮部屋を借りているだけで、10日もしないうちに再び引っ越す。
(´・Д・)」 ま。その為に
工作するのも面倒だしな。
可能なら床に打ち付けたいが、借りてる場所ではそれも出来ない。せめて、レンガかブロックを置いてズレにくいようにしたいのだが、、、。どうせすぐ次のキッチンに移動だし。
と思っていた矢先の事である。
毎日の作業であるフライヤーの掃除をすべく、電源を切り、受け網(フライヤーに付属固定されてるヤツ)を上げる。
その時のことである。勢いよく上げすぎたのか、
(´°Д°)」 フライヤー本体が
後ろにズレたのである。
その瞬間、網を上げる為のレバーを引き上げていたワタクシの左腕が、160℃の鉄網with揚げ油に触れる。
(´・Д・)」 あ。やっちまった。
ジュッ (´°Д°)」
(´・Д・)」 ホットを通り越してヒート。
ここで即座にレバーを離してすぐに冷水に晒せば、火傷は軽症で済むだろう。
しかし、今慌ててレバーを離せば、網が再び揚げ油に落ちて、
油が跳ねてしまう。
(´・Д・)」 それはマズい。
下手したら余計に油を浴びる。
(´°Д°)」 クールになれ。
なので、冷静にフライヤー本体を引き戻す。
あ、いや待てよ? その時に気付いたが、レバーが上まで上がってたらストッパーがかかって止まってくれたかも知れない。
いや、しかし、ストッパーが作動する高さまで上げてたかどうかは思い出せない。
まあ、とにかくそんな訳で、正しい行動を取れてたかどうかは不明だが、少なくとも大惨事は避けられたので、
(´・Д・)」 ヨシ!(現場猫案件)
ちなみに、火傷直後。
1日で落ち着いた。
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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。