対決実現!!
皆さん、こんにちは。約束は果たした木賃ふくよし(芸名)です。
はい。そんな訳で、話せば長い事ながら、
護身術における
体格差は技術を
凌駕するのか?
という検証を、ようやく行う事が出来ました。はい。
発端は、護身術系の動画で、護身術の技が体格差に潰される、という検証動画を観て、ワタクシが、
(´・Д・)」一応経験あるから言うと、
マジで潰される。
と発言したところ、何故か数カ所から「技術が卓越してれば負けない」みたいな話になり、
(´・Д・)」だったら技だけ練習して、
筋トレなんかする必要がないよね?
そもそもフィジカル差を埋めるのが技術だし、
ほとんどの格闘技が体重別なのはなんで?
フィジカル差や卓越した技術ってのがどのレベルか知らんが、競技でもなく、ルールもない暴漢を制圧するなんて、橋本環奈級に1000年に一度の逸材やで。
って持論を展開した訳です。ちなみにワタクシは肉体造りも「技術」のうちと考えており、生まれ持った才能のウエイトが大きいだけで、身長や体重や筋肉の質も「テクニック」のひとつだと思っている。
頭の良さにも方向性があるように、自分に合った競技やトレーニングを選ぶ事も「技術の一環」なのだ。だから、ワタクシは技術論を一切軽んじない。
武術のペーパーテストで100点を取れれば、身体がその通りに動いてくれる訳でもないのだから、技と技の練習と肉体の鍛錬は全部必要。あと知力も。
そして、その肉体差を埋めるのは容易ではない。って事を言いたかった、ってか、言ってたのだが、何故か議論がエスカレート。
(´・Д・)」議論が面倒…じゃなかった
平行線になったので、
(´・∀・)」 じゃあもう、
試合しましょうよ、試合。
ってな訳で、ワタクシと元プロボクサーが試合をする運びになったのですが、コチラとしてはやる気満点だったので、早々にnoteで試合開催のための資金を募集した結果、レンタル道場が借りられる+ワタクシの交通費ぐらいの資金が集まり、
(´°∀°)」 やるしか!
と更にやる気を増していましたが、色々あって元プロボクサーとの試合は流れてしまいました。残念。
しかしワタクシも、試合がお流れになる可能性は考慮していたので、
「代理選手を用意して決行する」
「ついでに、使える護身術講座を開く」
という腹案を用意。
そして、日程の調整がきいたので、
(´°Д°)」12月10日(日)決行。
そんな訳で、当日、対戦相手となる、まるくす兄貴(まるニキ)と合流。
まるニキとは以前からの知り合いなのですが、学生時代にバレーをやってたのを知ってるぐらいで、格闘技が好きなのは知ってたし、最近、筋トレにハマってるって話は聞いてたんだけど、
(´・Д・)」 この1年で、
格闘技ジムに通って、
総合格闘技を
習ってたらしいのよね?
(´°Д°)」聞いてないんだけど?
(´・Д・)」しかも、体重は
76kgって聞いてたのに、
80kgあるって。
(;´°口°)」フィジカルも
テクニカルも全負けやん。
ちなみにワタクシが身長183の83kg。まるニキが175cmで80kg。
(´・Д・)」体格差ほぼナシ。
技術的には20年以上(30年近く)前に格闘技をチョロっと齧ったワタクシと、ほぼ最新で習ってるまるニキ。
(´・Д・)」勝ち目ゼロやん。
ちなみにワタクシの格闘技経験はショボい。ちゃんと道場に行って学んだのは空手と中国拳法とボクシング。どれも長い期間ではない。
ぶっちゃけ仕事尽くしで通う暇がなく、やりたいけど辞める、やっぱりやりたくて入門する、を繰り返したぐらいだ。
なお、格闘技好きの仲間が多かったお陰で、レスリングやテコンドーなど色んな武術・格闘技を軽〜く教えてもらった事はあるが、どれもペーパードライバー以下である。
そして、ワタクシが格闘技をやってた頃はまだ、
(´°Д°)」総合格闘技なんて
存在してなかったのよね?
正確に言うと総合格闘技自体は存在していたが、総合格闘技を学べるジム・道場なんてなかったのである。あったとしても東京ぐらい?と言うか、総合と言うより寝技を学べるジムさえなかった。
幸い、総合をやってる知人がいたので、色々と教えてもらう事はあったが、ジムで学んだ訳ではなく、そのジム生に教えてもらったレベルである。つまり、
(´・Д・)」実質素人。
(´°皿°)」勝てる訳ねぇじゃねえか。
てか、急にお腹が痛くなって投げ出してないだけ立派だと思うよワタクシ。
そんな訳で、会場はレンタル道場としてスペースを貸し出しておられる「合心館」さん。
ご自身では合気道をご指導なさっておられます。
会場はめちゃくちゃいい場所でした。感謝。
そして、試合の火蓋は切って落とされた訳ですが、何があったかは、
(´・A・)」動画を見てもらう方が早い。
コレ。
(´・Д・)」一応、テイクダウンは取ってるからワタクシが勝ちのような気がしなくもないんですが、審判が誰も勝利判定を下さないので、誠に遺憾ながら勝ちではない模様です。
そして、クラッチを抜けられた時点で負けのような気もしますが、この時点でも誰も勝敗の判定を下していないので、誠に意味不明ですが、負けでもない模様。
しかしこの後、アキレス腱を取られ、タップ(ギブアップ)してるので、
(´°皿°)」紛れもなく、
ワタクシの負けだよ!
コンチクショウめっ!
これ以上ない負けの証拠である。
コレね、ワタクシの時代にはほとんどなかった、
「ビデオ撮影して見直す」という行為が非常に大きい。
自分がどれだけ出来ていないかもハッキリ見えるし、見返す事で、この時に何を考えて行動し、行動がどんな結果をもたらしたのか、明確に思い出せるのである。
こ~りゃ便利だわ。
ちなみにワタクシの敗因は、
①まるニキのテイクダウンが予想外。
まるニキが手を抜いてくれたのか(←ワタクシはガチでしたが)、シフトウェイトをミスったのかはわからないが、ワタクシの手応え的には、「えっ?ここで?」ってタイミングでテイクダウンを取っているのだ。
なので、まずここで少々拍子抜けのテイクダウンとなった事で、混乱した。
②テイクダウンを取って、安心した。
ミスでも手抜きでも、テイクダウンには違いない。後は「勝負あり」のコールを聞くだけだ。そう思って安心したのが崩壊の始まりだ。
③ボケ〜っと審判の差配を待った。
審判から「勝負あり」の声が聞こえないので、「このまま継続か!?」となるまでに、腕の結合は緩んでる。力も緩んでる。そして何より、背後という完璧なポジションを抜けられている。
そのため、チョーク(首絞め)に移行した時には身体が背面ではなく側面になっており、技が掛からないのだ。
アチャー… (ノ∀`)」
で。ワタクシはこの時、まるニキに脚を絡めず、真逆に位置するまるニキの頭頂部側に回るべきだったのである。
要するに柔道で言う「上四方固め」を取りに行くべきだったのだ。いや、上四方固めは無理でも崩れの上四方固めか、横四方固め的な、覆いかぶさるように攻めるべきだったのだろう。
しかし、「チョークの腕を外したくない」↔︎「背面を取れない」のジレンマがあり、ワタクシは上、つまりマウントポジション(馬乗り状態)を目指そうとした。
ワタクシとしては、左脚をまるニキの右脚の外側から絡めて、どうにか馬乗りになろうとしているが、だとすると早々にチョークは捨てるべきなのである。
しかし、寝技の勉強も経験も練習も足りてないので、チョークを捨てず(でも腕は緩まるばかり)、脚だけで取っ掛かりを作ろうとしている(しかも腰なので引っ掛からない)ので、余計に反撃の余地が広がる一方となり、
(´・Д・)」結局クラッチを
抜けられてしまう訳です。
そして、アキレス腱を取られた理由も明確で、
クラッチを抜けられた=敗北というルールなので、
(´・Д・)」負けたわ。
と思ったら審判の合図がなく、
あっ(´°口°)」まだ続くのね?
って感じで反応が遅れたからである。←コレが④
ちなみにアキレス腱を取られてから「何をすればいいのか」は本当に何も思い浮かんでない。
まあ、これらは全て「言い訳」と捉えてもらって構わないのだが、フィジカル差が少なくとも、完全にクラッチした状態ってのは、ポジション的にはやはり圧倒的に有利。
つまり、フィジカルでもテクニックでも劣るワタクシが、そこそこ戦えたのは「背後を取ってる」という条件である。
しかも、そこに合計で4回も油断や判断ミスがあった訳だ。←通常なら致命的。
てな訳で、想定していた検証とは少しコンセプトがズレてしまいましたが、
(´・Д・)」突然、
背後から襲われたら、
圧倒的に不利。
と言う、検証するまでもない当然の結果を体感として「事実だわ」と学んだ。
しかし、逆に言うと「背後から襲われる前に逃げなさい」って事なので、下手に戦うよりも「とにかく逃げなさい」である。
あと、ルール的にはテイクダウンを取ってるから、勝っててもおかしくはない点は強調しておきたい。
(´・Д・)」審判が誰も「勝負あり!」を告げなかっただけで。
(´・皿・)」フツー、審判が全員敵とかある?← コレが最も不利な条件だろ。
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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。