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ハイキングしに亀岡へ

みなさんごきげんよう。アタクシは生きております。

先日はデジタルデトックスジャパンの森下さんの告知で知ったこちらのプログラムに参加してまいりました。


内容は亀岡市にある宮川神社・金輪寺・神尾山城趾をスマホを手放してハイキングというもの。面白そうやないか…
アドバイザーの資格を取ってから(取る前から?)アプリ消したりスマホを寝室に持ち込まない習慣を続けておりましたが、身体を使ったデトックス体験はまだだったなと思い参加を決意。
場所は…京都か!遠いな〜と思いつつ、車で行けなくもないか?ということでパートナーと一緒に申し込みました。
集合時間は午前10時。現地に前乗りしていたかったけど仕事で叶わず、午前3時過ぎに自宅を出発。こういう変な時間に遠出するのなんか好きです。


さて、予定通り現地に到着し、自己紹介を済ませたところで「スマホ依存度チェックシート」で自分の状態を知るワークをしました。
これは養成講座にもあったやつですね。『行動』『脳』『心身健康』それぞれの10項目でどれだけ該当しているかをチェックしていきます。多いほどスマホ認知症(デジタルデバイスの過度な仕様によって前頭前野の機能が一時的に低下している状態。病気ではないです)の危険度が高い傾向を表すのです。
アタクシは30点中4点でした😄他の参加者の結果も知りたいところでしたが、そういう発表はなし。

そしてここから本番!
ハイキング中はスマホをスタッフさんに預けて、その間の写真撮影は支給された“写ルンです”で撮ります。修学旅行の気分です。
ハイキングコースに向けて出発!
※これ以降の画像はすべてスタッフさんの撮影です。

スタート地点の宮川公民館でガイドさんの紹介やハイキングコースの説明などがありました。
まずは公民館から宮川神社までの道のり。
亀岡市は古民家が多く、参道までの道沿いには趣のある家々の数。立派な蔵もあってのどかな風景という印象。

宮川神社に到着。

ガイドさんの説明と頂いた資料によると賀茂御祖神社の御祭神を祀っているのだとか。
当初は神尾山山中の八幡平にあったが兵火に罹り焼失し、後にこの場所に再建される。
本殿の背面に大きな岩があり、ここに神が降りられるとされてこれに接した形で建造されているそうです(間違っていたらスミマセン…)。
苔の上に落ちた紅葉の色彩もすばらしき。

ここからは神尾山中にある金輪寺へ向けて。
アタクシはハイキングを甘く見ておりました。神社までの道が平坦だったのでこんなかんじで歩きやすいのかと思っていたら…

これより細い道も…

もちろんある程度整備されてはいますが細く急な坂道が延々と続く…。
ここからおよそ20分かけてお寺に向かいます。
※ちなみに金輪寺の和尚さんは子どもの頃この坂道を10分足らずで登っていたそうです。

途中展望台があり少し休憩。

この展望台は宮川郷志会という地元の有志の会の設立10周年を記念して作られた場所だそう。

展望台の脚は自然に生えている木をうまく活かして建てられておりました。「ちょうどいい場所と木を探すのが大変だった」とガイドさん。
ちなみに眺望はこんな感じ。

金輪寺に向けて再出発。山道はまだまだ続く。

ようやく到着!本堂にある金剛力士像の立派だこと!

住職さんが出迎えてくれましたが
「このあと用事があるので早く!」と促されながら本堂で歴史を学び、
森下さんによる「ボディスキャン」を行いました。

あぐらをかいて目を閉じ、深呼吸。そして頭の上に乗せたバターが体温で溶けて身体を包み込み、心地よい状態を細部までイメージすることで身体の各部位の感覚に集中するマインドフルネス体験です。
途中まで頭の中でイメージし続けていたのですが、体が固いのでだんだん力が入ってそれどころでなくなってしまうというね。
しかしそれ自体を良い・悪いで判断せずに「観察」してみようと講座のテキストにあったのを思い出し、実践していました。他の人はどうだったのでしょうか。

マインドフルネス体験が終わり、お待ちかねの昼食。
薬膳料理のお店が出している弁当。とても美味!

メニューは黒豆金時生姜ご飯のおにぎり・当帰味噌のおにぎり・だし巻き卵
ゆず大根・チョロギ梅酢漬・昆布佃煮・薬草茶

昼食後は神尾山城趾を目指してまたハイキング。

神尾山城はガイドさんがいろいろ説明してくださいましたが、つまりは「難攻不落」という理解でよろしかったでしょうか。
石垣がかすかに残っているのも何か感動。

ひととおり見学&説明が終わり下山。

ここで森下さんのマインドフルネス体験「サイレントウォーク」。
つまり黙って歩くのです。
皆さん黙々と下っておりましたが談笑する余裕は(アタクシには)なし。
何しろ急で滑りやすいので足元に集中しないと転んでしまいそうです。
一緒に参加していた人が「会話って大切ですね」って言っていたのが印象的でした。

これですべてのプログラムが終わり、最後に預けていたスマホを返却してもらってお開き。

森下さんと対面を果たした日でもあります


個人的な感想としては、文化や歴史や景色などを五感を使って体験することに大きな意味を持つことは、頭では理解できるけど実践しないと新たな発見に気づきにくいなと感じました。
それにこういったプログラムは初めての参加だったので、そこでの出会いもまた面白かったです。

こういう企画を実践するためにもまだまだ勉強が必要だなと感じながら家路へと向かったのでした。






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