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[noteの視点] 匠のわざをたずねて

ひと夏の思い出がある。


〈詩〉を読んだ。しびれた。何度も音読したら、文字が歌い出した。句読点は、呼吸の間になった。わたしは思わず手足を動かしていた――ダンスのように。そして紙を取り出して、描いた軌跡を書き留めた。夢中で何かを掴もうとしていたのだ。


以来、わたしは“わざ”に関心を抱き、意匠(デザイン)を身体で学ぶということに情熱を注いできた。


匠のわざは、どのように身に着けられるのか。このnoteでは、探求の物語を記録していく。


▲今朝の一冊。生田久美子『「わざ」から知る』日本舞踊など、芸事の文化から読み解くわざの世界。



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