最新の記事

ご無沙汰しております。いかがお過ごしでしょうか。 どうせ書くのなら何か役に立つことを、と思っていたら年末になってしまいました。 とにもかくにも、みなさま素敵な年末年始をお過ごしください。

「現場のカイゼン」と「純粋学問」とのあいだが、面白い。 研究が日常なのではなく、日常に研究がある場。 ちょっと興味深いことがあると、気軽に学会に持ち込んだり、論文を書いたりする人たちがいる場。 エネルギッシュで混沌としている、春の嵐のような場。

日の出づる国に、陰りが指摘されて久しい。ここからGAFAは生まれなかったし、天才は国外に逃げ続けるだろう。 個々の自助努力だけでは、きっと限界だ。それでも、個人が組織として学ぶ場、組織学習に希望を見出している。

日経ビジネスオンライン「コマが一気に黒から白へ。逆転の1枚はいつも自分が持っている」より 「『これがやりたい』という主観がなければ前に進めない。ただその主観を単なる主観で終わらせないために、大切なのは“事実”なのだと思う。…やりたいことと同じくらいに、やってきたことを。」

昨年から環境を変えてみて、生活が楽しくなった反面、孤独感に苛まれるようになった。そして、この孤独感の正体だが、人類学者の本を読んで、突如、腑に落ちた。 人類学徒は、境界人が多いのだ。 けれど歴史を辿るなら、それは面白い発想を生む可能性も秘めている。ならば、いっそ楽しみたい。

2022年も、もうすぐ終わり。楽しくて、孤独な一年だった。 今年の学びは、自分を「社会的動物」と定義したほうが、物事が上手く行きやすいということ。 組織内政治に参画するのは、案外おもしろいこと。 そして、どうすべきか迷ったら、風通しが良いところに居るようにするということ。

  • 『noteで読書会をためしたら』のイベントや読書会など

    12 本
  • 読書体験

    21 本