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【読書体験】概念地図を描こう――『エスノメソドロジー 人びとの方法論から学ぶ』

久々に、わくわくする本に出会えた。主題は、エスノ(人々の)メソドロジー(方法論)について。


『エスノメソトロジー 人びとの実践から学ぶ』の冒頭には、概念地図がついている。その一部を引用してみよう。

「ワーク」「自然言語の習得」
↓     ↓
「合理性」
・自然言語の習熟のもとで、ワークは理解可能となる
・ワークの中に/とともに、自然言語の習熟がある

地図を眺めているうちに、ふと結びついた言葉があった。「鳥瞰図」、つまり俯瞰して眺めた図のことだ。


ところで、川崎剛『社会科学系のための「優秀論文」作成術』では、研究に必要な文献を「鳥瞰図」=「関連文献パノラマ図」としてまとめることを勧めている。その中には、核心となる先行研究のあいだの位置関係(意見の相違など)を描くのだという。

そこで、研究に必要そうな文献のキーワードを抜き書きした図を作り始めた。

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より実用的なものにするなら、筆者名・発行年・ページ数も書いておくといいと思う。そうすると、後になって詳細を辿るのが容易になるから。

さて、この地図を頼りに、研究という探検を、もう少し続けてみようと思っている。









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