書籍📙純喫茶トルンカ
幾度か本屋さんで見かけており気になっていたところ、旅先でも見つけてしまったのでつい購入してしまった一冊。
第1章『日曜日のバレリーナ』は、喫茶店で起こる甘酸っぱい恋模様やそこから展開していく物語です。看板娘の雫ちゃんがいいアクセントになってすごくおもしろく、こんな喫茶店があれば一度訪れてみたいなと本の世界に入ってしまいました。
全3章で構成されており、章ごとにスポットライトの当たる登場人物が変わる、各章約100ページほどの1章完結型の小説でした。
📙『純喫茶トルンカ』著者:八木沢 里志
文庫本なので持ち運びしやすく、ジャケットのポケットに入れて通勤時や待ち合わせまでの時間にも読み進めることができます。
第1章は良かったです。第2章の父娘の再会の話がイマイチ僕には馴染まなかったので総評として『おすすめ書籍』には入りませんでしたが、喫茶店が絡む書籍が好きな方はぜひ一度手にとってみてください。😌
心に残った言葉
「綾子が好きなことやればいいのよ(再会の街より)」
「これからはお客さんの顔をちゃんと認識できる仕事がしたいって思ったんです(再会の街より)」
「あれは自分にとっても人生を見つめ直す良い機会だったんだって。(再会の街より)」