「日本人らしさ」と個性とのせめぎあい
わたしは敢えて「日本人の悪習」を踏襲せずに生きてきた。
例えば自己主張を控える、何かをしているときに一人で声を上げてエキサイトしない、空気を読む、上下関係を重んじるなどなど……
しかし最近その辺りが周りの人からすると気になるようで注意を受けることが増えてきた。
ワールドワイドに通用する人間で在り続けようとした結果だったのだが、日本で通用しないようでは世界でも通用しないか。と最近は真似事をしてみている。
具体的には『会社の代表のティーダウンになるような感想文を全体ミーティングで発表しようとする』、『リビングでゲーム中に実況プレイさながらにリアクションする』等が挙げられる。
これらは日本では異常者扱いされることだろう、それは重々自覚している。
しかし海外では逆にこのくらいしないと自己主張の薄い、ゲームしてても無感情な変なやつという扱いを受けるだろう。
最近は日本にも移民が増えてきて社会的にも「多様性」が広がってきた。
果たしてわたしはどうしたらいいのだろうか?
とりあえず今は「その場を取り繕う演技」でやり過ごしているが……。
「変化」を続けていく世界で日本だけ変わらないままで良いのだろうか?
少なくともわたしは企業の頭と体で意識の乖離がどんどん大きくなっていくと考えている。
今のわたしの方が将来的には良いだろうという確信がある。
さて、未来はどうなるか?楽しみで仕方がない