君子豹変するということ

私は自分が君子であると思い上がってはいないが少なくとも持論にこだわることはない。
むしろ持論を揺るがしてくれる言葉を貰うと喜ぶ程だ。

自分の意見を持ち自分の意思や信念を強く持つことは素晴らしい事だと思う。
しかしそれに縛られすぎて視野が狭くなってしまっては本末転倒である。
自分の考えよりも良いと思えるものを見付けた時は本当にそうかを熟慮した上で意見を翻すのもまた大切なことだと考える。
また自分の中で前に発言したことよりも良いアイデアが浮かんでしまった時も以前の発言には責任を持ちつつも新しいアイデアを採用する勇気を持つことが大切だと考える。

自分を良い意味で裏切ってみせることは周りにとっても良い影響を与えると思う。
何故ならば自身の柔軟さを見せる良い機会だからだ。
頑固者と勘違いされている人こそ試してみると良い。きっと周りの見る目が大きく変わるだろう。