矛盾を生む主観
わたしは今日一目置いていた一人の上司に幻滅した。
「主観を捨てる」という会社員としての理想像の一つを最も実践できている人として敬意を払っていた。しかしそれは裏切られた。
わたしは今日入社2ヶ月で二度目のウイルス感染をしでかした。
そのことを上告し社長からは完璧な事後対応だったと褒められた。
しかし、セキュリティ責任者であるその上司は電話口でまず「〇〇(とあるプリインストールされていたセキュリティソフト)の期限が切れていたとか言うな!」と言ってきた。
その時は『なるほど、確かにティーダウンになるもんな』と素直に謝罪したのだがその後が酷かった。
私が社内セキュリティについて質問をすると「それを教えるつもりはない」と言われた。その上で君はもう2回ウイルス感染を起こしている。とだけ言われた。
矛盾がここにある。
わたしにはセキュリティについて情報共有をするつもりが無いのにセキュリティソフトの有効期限が切れているためきちんと駆除できたか分かりませんと現状報告をしただけで怒られ、あまつさえすべての責任はわたしにあるような態度で対応されたのだ。
まさしく激情に身を任せた主観による矛盾だろう。
ITスキルはわたしの方が遥かに上と本人から聞いたので、これでもう尊敬できるところがなくなってしまった。
最近は自己反省からの発見を書いていたが今日は人のふり見て我がふり直せということわざ通りの話になった。
こういうことで信頼を失うことになる。
部下を持つ人ほど主観は捨てなければこうして部下から白い目で見られることになる。気を付けよう。