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冷たかっちゃんね、どこか。
毎朝額を起こすのが大変なんだよ
毎晩目を瞑っても額に仕込まれた鉛の重さに引っ張られて眉間にシワが寄る
辛くて、もがいてあがいてアスファルトに何度も頭を打ちつけてでも取り除きたくて
そうしてグチャグチャになった頭蓋に指を突っ込んで抜き取れればどれだけ楽だろうか
それ程までに凝り固まった眉間のシワを揉みほぐしながら目尻へと移してくれる人達
大好きなんだ
みんな漏れなく大好きなんだ
だから彼らじゃなくていい。
誰か僕の弱音を聞いてくれませんか。
膝をついて誰かによりかかってしがみついて
喉が切れるまで叫び続けたいんだ
限界なんてまだまだ来てない。まだ頑張れる、頑張れる。
そんな今だから聞いて欲しいんだ
誰にも言えない僕の泣き言を。
彼等の温もりに溶かされて溢れ出した僕の感情を拭ってもらいたくて。
こんな感情になっている僕はおかしいのだろうか、狂っているのだろうか、僕だけがおかしいと思いますか。
声にならない言葉が僕のストレージを埋め尽くす前に