わっちょが訪問看護を目指した理由
僕は看護師2年目の時に訪問看護へ転職し、現在5年が経ちました。
今でも、あの時に訪問看護の道へと進んでよかったと思いますし、訪問看護師という仕事を素晴らしく感じています。
そこで今回は、なぜ僕が訪問看護師になりたいと思ったのかを書いていこうと思います。
学生時代の臨地実習にて
急性期の実習
看護学校では、それぞれの領域で実習を行いますよね。
僕は実習を行うときまで、看護師の仕事がどのように行われているのかを全く知りませんでした。
一番初めの領域別実習で、消化器外科での急性期実習をさせて頂きました。
わかっていたことですが、急性期の特徴として、
病状の変化が早い
術前から術後、退院までの流れが決まっていることが多い。(クリニカルパス)
いかに早く離床させ(ここでは敢えて「させる」という言葉を使います。)、退院に繋げるか。
このような印象で終わりました。
「あぁ。これが看護師の仕事か。みんなバタバタしてて、患者さんとまともに会話する時間もないし、みんな言い方とか接し方がきついなぁ。」
そう思っていました😅
訪問看護実習
急性期の実習の後、すぐに訪問看護ステーションでの実習がありました。
そこで僕は、病棟との違いに驚きました。
具体的には、
訪問看護師はみんな余裕があり、優しく丁寧な関わり
利用者さん一人一人とじっくり向き合い、個別性のある看護を展開している。
長年に渡り訪問しているところもあり、多職種連携や本人・家族との関わりも多い。
医療的な面だけでなく、生活全般、そして人生そのものを支えている。
このような印象でした。
この時点で僕は、
「自分がやりたかった看護って、これだ!」
と感じました。
新人看護師時代
いつかは訪問看護の道へ。
そう思いながらも、まずは病棟での経験を積むことを決めました。
希望部署は
①消化器内科
②緩和ケア
この二つを書き提出しました。
しかし実際の部署は消化器外科でした。
学生時代から自分には合っていないと感じており、消化器外科への配属は不安でいっぱいでした。
しかし、看護師を続けるならやるしかないという気持ちで頑張っていました。
しばらく頑張りましたが、数ヶ月経った時に、学生時代に病棟看護に対して感じていたことが自分にも当てはまっていると感じました。
残業が多い
一度に複数人の患者さんに対応しなければならない
患者さんとじっくり話す時間がない
早く離床させて退院させなければと思ってしまう。
これらのことが重なり、自分に余裕がなくなっていきました。
そして、患者さんに異常があったり急変したりすると、ものすごく苛立つようになってしまいました。
この時に、
「あの頃のなりたくなかった看護師像近づいていってしまっている。」
「病棟では自分のしたい看護ができない。」
それと同時に、
「訪問看護に転職したい。」
と思うようになりました。
わっちょが伝えたいこと
僕が何を伝えたいかというと、僕と同じように病棟看護へ苦手意識や不満を持っている方がいるのではないかということです。
そのような思いを持っている方は、一度訪問看護について調べてみてください。
もしかしたら自分に合ってると思うかもしれません。
人には適材適所というものがあります。
病棟に勤めて、自分のやりたい看護ができずもがき苦しんている方や、精神的に落ち込んでしまう方も多くいると思います。
そんな方が看護師として輝ける場の一つとして、訪問看護があると思います。
看護師を辞めてしまう前に、一度訪問看護に興味を持ってください。
もしそのような思いがあっても、周りに言い出せないことがあると思います。
そんな場合は、わっちょがいつでも相談に乗りますので、コメントやXでのDMをお待ちしています。
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