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わっちょの経歴
はじめまして!わっちょです!
僕は、病棟看護師を1年で退職して、その後に訪問看護師として5年働いた経験のある看護師です。
現在は結婚もして、子供も1人授かることができ、幸せな生活を送ることができています。
しかし以前は、2年間の浪人生活や、1年目の病棟看護師時代の休職などがあり、訪問看護師になっています。
そこでこのnoteでは、自身の経験を踏まえた記事や、訪問看護に関する記事を書いていきたいと思います。
辛い浪人時代
僕は小さい頃から野球が好きで、小学校〜高校と野球に専念していました。
元々の将来の夢もプロ野球選手でした。
高校野球引退後に、親から「大学に行け、ただし国公立だけだ。」と言われ受験勉強を開始します。
しかし合格できず浪人することになりました。
予備校に通い1年間勉強しましたが、合格できず2浪目に突入しました。
2浪目では勉強する気も起きず、とりあえずバイトをしてバイク・車の免許をとって、、、。
親に呆れられながら、「近くの大学に看護学科があるし、仕事がなくなることはないから受けてみたらどうだ。」と言われました。
しかし当時の僕は、
「看護師なんて女の人がする仕事だろ?」そう思いましたが、「ん?待てよ。ということはハーレム?」
そんな適当な気持ちでとりあえず受験しました。
結果は合格。
望んでいた形ではありませんでしたが、とりあえず大学生になれたという喜びで一杯でした。
看護大学時代
大学には入ってみたものの、看護師の仕事のこともよくわかっていない人間が授業についていくのは、かなり苦痛でした。
女子大学生に囲まれている生活が唯一のモチベーションでした。
そんな中で、初めての実習で患者さんに感謝される喜びを知り、そこでやっと看護師になりたいと思えたのです。
決して優秀な学生ではありませんでしたが、患者さんのために何か力になりたいという思いは人一倍あったのかもしれません。
いくつもの実習を重ねていくうちに、自分の中に気になることが出てきました。
病院での実習に対して、
看護師さんがみんな忙しそう
話しかけても無視されたりして怖い
何人もの患者さんを担当しているせいか、患者さんに対して冷たい
看護というか、業務や作業に近いものを感じる
このようなことを感じていました。
そのたくさんの実習の中で、訪問看護が自分の中の理想の看護でした。
学生ながらに感じていたことは、
看護師さんがみんな優しく、全てにおいて余裕がある。
患者さん(訪問看護の場合は利用者さん)と一対一で関わることができ、患者さんからの信頼も厚い
患者さんに寄り添った看護ができている
このようなことでした。
この時に、「自分もいずれ訪問看護師になりたい。」と思いました。
病院看護師時代
訪問看護師になりたいと思っていましたが、新卒から訪問看護の道へ進む学生はまだまだ少ないということもあり、まずは病院で何年か働いてから訪問看護師になろうと考えていました。
病院就職後しばらくは、意欲もあり積極的に勤務していました。
しかし一年が過ぎようとしていた頃、
🟥とんでもない残業の数
🟥夜勤のある不規則な勤務
🟥自分のミスが患者さんの命を奪うかもしれないというプレッシャー
によりストレスがどんどん溜まっていきました。
また、学生時代に感じていた病院看護師のイメージも重なり、徐々に自分も、嫌だった病院看護師像に染まっていく気がしていました。
気づけば、夜は全く寝られなくなり、睡眠時間1〜2時間程で出勤する日も増えました。
ある日のシフトで、自分の苦手な上司2人と夜勤を組まされ、とんでもない連勤になっているのを見て、気持ちがプツンと切れてしまいそのまま職場へ休むことを連絡しました。
次の日に精神科へ受診し抑うつ状態と診断され、2ヶ月程休職することになりました。
「もう仕事に行かなくてもいいんだ。」と思うと、死んだように眠れたのを思い出します。
休職期間中に母校の大学教員に相談をし、看護師2年目からでも雇ってくれるような訪問看護ステーションを探しました。
訪問看護師となってから
訪問看護ステーションをいくつかピックアップしてもらい、規模の大きくサポートを受けやすいステーションを紹介してもらいました。
そのステーションの管理者は、今まで経験の浅い看護師を雇ったことはないが、これからの時代も考え、若い訪問看護師を育成したいという熱意のある方でした。
結果は即採用。
予定より早くなりましたが、訪問看護師となることができました。
訪問看護師5年間働きました。
訪問看護師となってからは、学生時代に感じていた通り一人一人の患者さんに寄り添った看護を考えて行くことが楽しく、「やっと看護師になれたな。」そう思うことができたのです。
このnoteで伝えたいこと
僕は現在、諸事情により訪問看護を退職して違う職に就いています。
しかしそれは、訪問看護が嫌になったり、その職場が合わなかったりしたわけではありません。
今でも訪問看護が大好きですし、訪問看護以上に自分が求める看護ができる場はないと思っています。
現状、まだまだ若手の訪問看護師は少数派であり、経験が少ないと訪問看護は難しいと思われがちです。
僕が伝えていきたいのは、新卒や経験年数が1年程度でも立派な訪問看護師になれるということです。(僕が立派だったかどうかはさておき、、、笑)
このnoteでは、訪問看護師を目指していたり興味を持っている看護学生さん・看護師さんに対して、訪問看護師になるために必要なことや、訪問看護の実際について発信していきたいと思います。
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