思いを文に書いて届ける。いわゆる文通を始めた件
推しがきっかけで繋がったお友達が、ある日SNS上で文通友達が欲しいと書いていた。
ほうほう、文通か…
文通でいえば思い起こせば小学生ぐらいのころ。
当時犬夜叉にハマっていて犬夜叉の非公式ファンサイトに幼馴染と入り浸っていた。
そしてそのファンサイトでも仲良くなったお友達と文通しており、多い時は片手に収まらないぐらいの人数と文のやりとりをしていた。
今思えば、ネットリテラシー皆無の小学生がよくもまぁそんな危ないことを…と思うのだが、そのサイトにいたお友達たちは同じアニメ好きという共通点を持つからか、友達の友達で繋がった人が多かったからなのか、
なんなのかよくわからないが素敵な人が多かった。
ちなみに幼馴染もわたしと同じように文通をしていたが、幼馴染とともに悪用されることもなく知らぬ間にフェードアウト。
(運が良かっただけかもしれないけど)
そんなこともあって文通は楽しいもの!というイメージがあったので、わたしで良ければ文通したいな、なんて思った。
疑り深い夫に話したら絶対反対されると思ったので落ち着いてから話すことにして、とりあえず文通をすることに。
「どんなこと書いてあるかな?ウキウキ!」
となるこの感覚、めちゃくちゃ懐かしい。
メールやLINEとは違ったこの感じが懐かしくて楽しい。
どんなことを書こう?
どんなこと質問しちゃおう?
こんなこと聞いて嫌じゃないかな?
しまった、自分語りしすぎた…
いろんなことを思えば思うほど書く手が止まらなくなる。
ダメだダメだ。ついついゴリゴリ行ってしまうのがわたしのいけないところだ…
と、高鳴る気持ちをセーブしつつ、ペンを走らせる。
ネット上のやり取りのようなどこか無機質な感じとは違い、お手紙は手書きだから人の温かみを感じられる。
送った先に見てくれる人がいる。
いまの現代ではなかなか感じないこの感覚が懐かしいし楽しい。
そして返事が来た時、手紙の封をあけるときもまたワクワクする。
どんなこと書いてあるかな?
なんて返ってきたかな?
いろんなことを考えながら読むのも楽しい。
こんなに書くのが楽しいと、レターセットも新調したくなる。
今持ってるレターセットなんていつ・なんのために買ったのか、覚えてもない。
都会に行ったときや、雑貨屋さん・100均など、可愛いものを見つけたら揃えてみたい。
銀河1可愛いお子を眺めるのもいいが、たまにペンを手に取って文字を書くのも悪くない。
洋服を買う時もワクワクするけど、また違った類のワクワクだ。
グイグイ行きすぎて引かれないように(笑)
無理なく続けられたらいいな。