マイナス→プラスにする大人
正直鬱々とした気持ちなのでまったくもって読んで楽しい気分にもならなかろうなと思いつつ自分のなかの気持ちをテキストにして吐き出すという作業は必要なのでやっていますけど、このままいくと明日の出社もする気がなくなるので少し方向を変えていく試み。
私が一番最初にこの世にオサラバしたいと強く思ったのって自我崩壊の際に立ってた１４歳の頃なんですが、その時思ったんです。私まだ１４歳で、学校で習ったことしか知らないし（なんならそれも全部は理解してないし）、人間関係親と学校しか知らないし、いま手に持ってるカッターナイフだって、どういういきさつで発明されたのかも知らない。畳が何でできてるのか、部屋を仕切ってる「ふすま」って漢字も書けないし、中学生だからアルバイトもしたことない。
知らないことが多すぎる。
今本当につらくてしんどいけど、もう少しいろんなことに触れて知ることを重ねたら、この状況を解決する方法もいずれ知ることができるんじゃないか。
それで持ってたカッターで、私の代わりに畳をザク――――っと切り付けて、それから少しずつ、自分を取り戻すようになりました。
学校はそんな大したレベルでもなかったけど、入学以来２０位以内に入ってた成績をこの頃幻聴とかで６０～７０位くらいまで落としていて、進学が危ぶまれる感じでした。そもそも父は私を高校へ行かせる気がなかったんですけども。徐々に３０位圏内くらいまでは回復していきます。
それは家族というコミュニティへの期待を捨てた結果でもあります。
愛情もくれなかった両親には言いたい。あなたたちがもう少し真剣に、あなたたちの子供である私の未来を考えてくれていたらおそらく私は「だいぶやる大人」になっていたと思うんですよ。大学進学して興味もった分野にずんずん切り込んでいってたかも。
進学しなかった未来である現在も、私は自分の興味のあるものへ切り込んで生きているので。
特に母が「そうなるもの／そうなるべきもの」と思っていた、母の老後を手厚く見守る娘、になっていた可能性が大いにある。
実際のところは専業の母の代わりに家事を担う家政婦として育てられ続けていくんですけれども、お陰で困らないくらい家事ができるため家出しての一人暮らしがはかどりました。ありがとうママ！！！！
一ミリもありがとうって思ってないんですけど、そういうポジティブさが必要かと思って書き足してみました。
今この春転職した職場で、ミーティングではいい話たくさんするけど雑談で社員をバカにするため全部台無しになる上司と仕事しているんですが、それが割としんどくてですね。今朝まで「いつ辞めるって言おうかな」って考えていたんです。
私はだいたいどんな仕事でも、知ることが楽しくてはりきってやるんですけど人間関係で苦しくなって辛くなってしまうんです。でもきっとほとんどの人はそうですよね。人間関係。
社会にいると絶対に人間関係によって苦しんだり傷ついたりするのになんでいつまでたってもこれを良好に保つ、という運動が起こらないんですかね。
私も駆け出しの社会人のころは好き嫌いもありましたし調子にも乗りましたし斜に構えてもいました。
でもそのころも今も、目標となる大人が周りにいたかなって思うんです。
こんな人になりたいって思わせる大人がいたかな。
これって中学のころの私を救う手段を誰も知らなかった時と変わらない。
私は知りたいんですよ。
苦しい時にそれを越える知恵や、自分を動かすエネルギーの作り方を。それを知っている人に会いたい。大人になったらみんないろんなことを知っていて、なんでも教えてくれると思ってた。
親が教えてくれてないのにね？親って「大人」というカテゴリとまたちょっと違う感じがあるな。
ともかく、誰もそんな方法しらなくて、みんな私と同じようにわからない、しんどい、もうやだって言いながら生きてた。
でもみんなと同じだから安心だねーとはならない。自分だけじゃなかったんだ～ってほっとしない。
それでは１４歳の私が救われないからだ。
あの時、「まだ知らないこと」のなかに自分を救うものがきっとあると思ってカッターをしまったのに。
周りの大人はちょっといい話風なことを言いながら、裏で足を引っ張り合ってる。私が家族から隠れるように生きていることで「粗末に扱っても逃げ場がないやつ」と思って接してくる。
それなら「そうあってほしかった大人」には自分がなって、知らないなって思ったことにはどんどん触れていこう。
そうだよ、そんな風に生きるつもりでここまで来たんだ。
それがもしかしたら、これから社会に出る子供や出たばかりの若者に教えられることにつながっていくんじゃない？
こういう大人になりたい、がそういう大人がいる社会になって、知りたかった世界までの石段をひとつ積み上げるんじゃない？
それなら明日もなりたい大人として行動するんだ。
マイナスをプラスに変えるテキストを打ち込む試み。
会社に行く元気くらいは出たかな。