文学フリマ東京38に出店します(つ-20 あの夏の平行線)
雨虹みかんです。
おはようございますなのか、こんばんはなのかわからない時間になってしまいました。
眠れないので文学フリマ東京38についての記事を書こうと思います。
私は「あの夏の平行線」という文芸サークルで文学フリマ東京38に参加します。
ブースの場所は「つ-20」です。
あの夏の平行線とは
あの夏の平行線https://x.com/parallel_summer?t=gKdbXZnXsXyAa9o1-7svcQ&s=09
私は「あの夏の平行線」という文芸サークルに所属している(メンバーはTwitterのプロフィールに載せているため省略する)。
当サークルは、カクヨム甲子園2022の受賞者のうち6名で結成された。
昨年、私たちは文学フリマ東京37に初めて参加した。
その時に頒布した同人誌が、『深夜二時の遊園地前』というアンソロジーである。
『深夜二時の遊園地前』はBOOTHでも販売し、ありがたいことに完売した。
そのため、新刊に加え『深夜二時の遊園地前』も増刷して今回の文学フリマ東京38でも頒布することになった。
以下が今回参加する文学フリマ東京38のお品書きである。
文学フリマ東京38のお品書き
以下が文学フリマ東京38にてあの夏の平行線が頒布する作品である。
新刊『少年少女は終末に』(1000円)
《収録作品》
①『アリス・イン・ワールドエンド』三嶋悠希龍を連れる少女×人がいない異界
冬の早朝、僕は一人の少女に出会った。少女に誘われ、龍や獣や妖怪が住む《終末世界》を旅することになる。二人だけが入れた理由、へんてこな会話、少女の正体。少し不思議な、冒険ファンタジー。
②『死ぬにはいい日だった』葉羽
自由を求める少女×壊れかけのアンドロイド
人間と感情を得た機械が争い合う世界。
生きる意味を見失った少女は、死ぬ為に赴いた海で故障寸前のアンドロイドに出会う。
機械と人間。何もかもが違う二人の最後の物語。
③『白息の四月』緑山陽咲
執愛×醜愛
──その年の四月は、息も白む程に凍えていた。
「私たちを嘲笑うようなこの冬が大嫌いなの」 「いつまで経ってもずっと、寒いままなんだ」
④『エンドロール・シンガー』藤石かけす
田舎のギター少女×憧れの歌手
シンガーソングライター・チカに憧れ、ギターを始めた朱里は、地球滅亡を前に、チカのファンである少年・永良と共に彼女のライブを観に行くことに
未来のない世界で生まれる勇気が変えた、三つの人生の物語
⑤『リリ』青葉
世界を終わらせたかった少年×幼馴染の少女
戦i 争が行われる世界で、少年は幼馴染のリリと二人、地下の研究所で暮らしていた。戦i況が悪化していく中、少年はとある研究を行っている。
終わりを求めた少年と、そんな少年を変えた少女の、愛と執着の物語
⑥『はくちょうと海と僕らの夏』雨虹みかん
星が瞬かない夜の街×クレーンゲーム
僕は夏休み最終日の夜に駅前のペデストリアンデッキの下を眺めていた。
僕の世界は今夜で終末を迎える。
明日に怯える僕とリサさんとゲームセンターで出会ったアヒル「すぅ」の夏の終わりの物語。
既刊『深夜二時の遊園地前』(1000円)
《収録作品》
①『残夏、卒業小旅行』藤石かけす
最初で最後の夜×廃園間近の遊園地
2年ぶりに帰省した徹也は、幼馴染の恭平と早苗に呼び出される。向かった先は地元の遊園地。何度も遊んだその場所は、廃業まで1ヶ月を切っていた。
変わらないまま、変わっていく。僕らの最後の冒険が始まる。
②『恋に落ちる観覧車』三嶋悠希
謎を追う夜×観覧車
「観覧車から落ちたら恋に落ちるって、知ってます?」
ミステリー研究会の後輩に誘われ、地元に伝わる都市伝説の謎に挑むが──。
怪異、幽霊、幻。
そして。
人ならざるもの。
視えない恐怖に巻き込まれる、秋の物語。
③『遠夏』葉羽
迷子の夜×お化け屋敷
両親と言い合いになり、真夜中の遊園地に迷い込んだ裕也。
ずっと一番に愛されて当然だった少年にとって、妹は不必要な存在であった。
奇妙な夜。そして出会う不思議な女性。
遥か遠い夏の日に、また彼女と会えることを願って。
④『黒百合晩夏』緑山陽咲
破滅への夜×閉じられた入場ゲート
くろ‐ゆり【黒百=合】
ユリ科の多年草。本州中部以北の高山に生え、茎は直立し高さ20~30センチ。葉は4、5枚が数段に輪生する。夏、茎の先に暗紫色の花を一つ下向きに開く。《季 夏》
花言葉は、「恋」と「呪い」。
⑤『最終章より』青葉
人を殺した夜×廃遊園地
明日に共通テストを控えるヤヒロはヒナセが人を殺してしまったと知る。ヒナセとは八年前のある事故を境に疎遠になっていた。ヤヒロは自首しようとするヒナセを深夜の廃遊園地へ連れていく。__八年前のあの日のことと向き合うために
⑥『ひそひそばなし』雨虹みかん
眠りたくない夜×メリーゴーランド
深夜二時に突然目の前に現れた遊園地で出会ったのは前髪の長い少年だった。
──できることなら眠らずにずっとここにいたい。
ひそひそ話に怯える少年少女は夜に廻る。
逆回転のメリーゴーランドに乗って。
おまけ『見上げた空はオレンジ色をしていた』(1000円)
私は春休みに過去の作品+書き下ろしで個人短編・短歌集を制作した。
それをあの夏の平行線のブースの端っこにひっそりと置かせてもらうことにする。
《収録作品》
おわりに
まだWebカタログを編集できてないのでTwitterの投稿を見てくださると嬉しいです。
この記事を読んで、あの夏の平行線の本が気になった方は「#文学フリマで気になる本」のハッシュタグを付けてツイートしてくださると私が喜びます(メンションか引用RTだとすぐ気付けます!)。
いよいよ文学フリマ東京38まであと1週間となりました。
とてもワクワクしています。
みなさんにお会いできるのを楽しみにしています。
つ-20でお待ちしております!
追記
書き終わった頃には太陽が昇っていました。
鳥が鳴いています。
おはようございますの時間になってしまいました。
それでは。
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