【★★】打ち明けて傷つかないために
こんにちは。もとかんです。
今日は「打ち明けて傷つかないために」という話をします。
心の負担を感じる可能性があるため、ご自身の体調に合わせて閲覧お願いします。
家族の自死を打ち明けるということ
家族の自死を打ち明けるということは、母が亡くなった当初から他者にどのように伝えようかかなり悩みました。
表上、心臓発作ということで体の病気として伝えていました。
そうでないと、みんな納得できないと思っていたからです。
8年前はまだまだ心の病というものに偏見があった時代です。
ましてや自死など伝えることなどできませんでした。
これまでにリアルな社会で母のことを打ち明けたのは数人しかいないのですが、他者に話す中で話してよかったと思ったこと、話さないほうがよかったと傷ついてしまったこともありました。
話すことで傷ついた
パートで働いていて数年たった時、私自身もメンタル的に調子を崩したときがありました。
そんな時、上司と面談する機会がありました。上司は優しく、温厚な性格でとても信頼していました。この上司になら母のことを話そうと思い、母のことを打ち明けました。
上司から
「お母さんが亡くなったのは、あなたのせいではないよ」
と言われその言葉にひどく傷ついてしましました。
上司が私を思って言ってくれたのも分かっているのですが
私は、上司に
なんで私が自分のせいだと思ってるのだろう、上司は私のことを何もわかってくれていない。
と思ってしましました。
当時を振り返ると、仕事のことや自分のメンタルの調子があまり良くなかったこともあり、そのように感じたのかなとも思います。
受け入れてもらえた経験
そのような傷つきがあったものの、受け入れてもらえたと感じる場面もありました。
心理士さんや友人、家族会
私のバックボーンや自死遺族というベースを理解してくれている人たちと話す場面では傷つくことはありませんでした。
きっと自分の中で安心できる人や環境がそろっているからと思います。
もし話を聞いてもらいたいときは
もし、自分ひとりで抱えきれないとき、私個人的には近くに行政が行う自死遺族相談があればそちらを利用するのもいいのかなとも思います。
また、心療内科や精神科、カウンセリングなどもいいと思います。
いのちの電話やLINEで心のことを相談できるサービスもあります。
最近はchatGPTに相談することで共感と中立的な意見をいてくれたりと、重宝しています。
話すことで傷つかないためにも、安心できる人に相談できるといいのかなと思います。
決して一人ではないです。あなたのことを理解して共感してくれる人はきっといます。
1人で抱え込まず、話せる人をみつけてもらいたいなと思います。