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闘病中の私が入籍したレポ:①マリッジブルーで死にかけ編

※これは、愛しい我が子(ペット)を亡くした日よりも前に書いた記事です。※

皆様、いかがお過ごしでしょうか。
実は先日、お付き合いしていた恋人と
入籍を致しました。

私の抱いていた入籍のイメージは
好きな人同士とラブラブな日々♥️
2人でワクワクしながら準備♥️
だったのですが、

自分が入籍してみて、
全員がそういうわけではないということを
知りました。

そこで、入籍そのものが不安な方や
入籍前に悩んでいる方の
参考になればと思い

今回記事を書かせていただきました。

シリーズにする予定で、
記念すべき1回目の今回は
『マリッジブルーで死にかけ編』です。
タイトルからお察しの通り、
ハッピーよりもしんどさの方がかなり強かったです。

入籍することになったきっかけ

闘病中でお金も無いのに
このタイミングで入籍した理由は

・元々結婚するつもりで同居していたから
・今年の記念日のお日柄が良かったから
・金銭面が限界なので私が彼の扶養に入り、
家庭内の全体的な出費を減らしたいから
・早く実家から解放されたかったから(私のみ)

です。


私のマリッジブルー

マリッジブルーには色々あるそうです。
親元を離れるのが不安な人もいれば、
環境が変わることが不安な人もいます。

私の場合は
元々同棲していた人と入籍するだけで
挙式も無ければ環境の変化もありません。
なので、変化への不安はありませんでした。

私の場合のマリッジブルーは主に
「入籍までにやらなきゃいけないこと色々あってしんどい」
「本当にこの人と結婚していいのか?」
でした。


マリッジブルーが起こった原因

マリッジブルーになった原因として考えているのは、以下の3つです。

① 両親と関わらなきゃいけない行事がある(挨拶、顔合わせ)
②先回りで準備をしないと不安な私の性格
③彼氏がマジで動かない

特に情緒が乱れたのが①なので
親に関することはまた他の記事に
書きたいと思います。

②については、性格以外にも
私は不安障害の診断がおりているので
考え方の部分もあったと思います。
とにかく、
「やらなきゃいけないことを
もれを無くやらなければ。
その為にはこれを○日までにやって~」
という計画を毎日考えていました。
今考えると、別に一度計画を立てて、
特に変更が無ければ毎日考えなくて良かったな
と思うのですが、渦中にいるときは
そんなことを考える余裕がなく、
とにかく考えて、毎日疲れていました。

そこにきての③なので、
自分自身の状態とのギャップに毎日
違和感、怒り、悲しみ、を感じていました。
時には呆れることもありました。
動かないというのは、例えば、
婚約届の証人欄が2人分埋まっても、
入籍予定日の一週間前になっても、
彼に書いてもらう欄が
まだ全部埋まっていない状態でした。

単体でもしんどいのですが、
①~③の全てが重なって同時に押し寄せてきた
のが苦しかったです。

うちの場合、入籍するまでの期間が
約3カ月と短かったので
まだ良かったんだと思いますが、
入籍までの期間が長い場合や
挙式等を考えている場合は
人によってはしんどいのかも

と思いました。

マリッジブルーで死にかけた話

※ここから下は、自傷の表現があります。苦手な方はブラウザバックを推奨します。

これは、両家顔合わせ前の出来事です。
親から連絡が来るだけで荒れており、
心身ともに不安定な中、
感染症に感染して寝込みました。

そんな中、車が無くて受診を断られたり、
定期通院日と重なって薬を貰えず
めまいで一週間ほぼ動けなかったり、
同居人が日中の私の食料を用意してくれなかったり、
病院に行かなくていいのではと言われたりと、
とにかく踏んだり蹴ったりでした。
後で考えれば些細なことですが、
キャパが少ない時に色んな出来事が重なりました。

そこで、私は社会から要らない存在なんだ、
彼にとって要らない存在なんだ、
と考えてしまっていました。

その時期、私の心身が不安定だったためか、
彼氏もかなりイラつきやすい状態でした。
ある日、イラつかせてしまった彼氏をみて
「私はこの世で邪魔な存在だ」と思って
包丁を持って別室に行きました。

毎日、どうやって死のうか考えていたので、
「私は結局包丁で死ぬのかぁ」と思いました。
身体に思い切り刃を差す妄想をしていたので、
その通りにしようと思いました。
でも、「怖い」と思ったんです。
「私、本当に死ぬのかな。死んだらどうなるんだろう…怖いな。死ねなかったらどうなるんだろう…不安だな…」
こんなことを思うのは初めてでした。

結局、身体に突き刺すことはできず、
腕に刃を当てるだけで終わりました。
切れ味がすごく悪い包丁だったので
その傷すら数日で治りました。

「でも、彼にとって私は要らないしな」
そう思った私は、
包丁を持って彼のもとに行きます。
「ごめん。上手く死ねなかった。手伝って」
そう彼に伝えました。
すると彼は、無言で包丁を取り片付け、
何度も怒りのこもった深いため息をついて
私が好きなものの動画を流しはじめました。

何か言うと事を荒立てそうだったので
私は無言で動画を見続けました。
気付いたら私も彼も落ち着いており、
とりあえず事態が収束しました。

マリッジブルーが落ち着いたきっかけ


親と関わることについては、
両家顔合わせが終わってから
顔を合わせなきゃいけないストレスから
解放され、大分楽になりました。

それから、私の場合は
ふと「マリッジブルーで死ぬくらいなら、
全てを投げ出して親友に会いに行きたい」
と思い、実際に親友の元へ行きました。

親友は、私にとって
一番心の支えになる存在です。

親友の元へ行くと決めてからは、
「これが終わったらあの子に会えるから」
ということを励みに耐えていました。

親友と数日過ごしてもらったら、
精神的に大分落ち着きました。

帰ってきてからも彼は動きませんでしたが、
「まあバカだから仕方ないかー😌」
と思い自分を納得させました(失礼)
そう思えるくらい、
心が落ち着いているのは大事だと思います。

また、マリッジブルーのときは、
とにかく身体に無理をさせない
のを気を付けていました。

心に余裕が無くなると、
自分を大切にする余裕も無くなります。
自分を大切にしないと、
無理をして心身を崩しやすくなります。

でも、心身を崩すと今後の入籍準備に
響いてしまう…。
その為、せめて身体だけでも
無理をしないように、体調を崩さないように
気を付けていようと意識しました。

結果、感染症にはなりましたが、
それ以外は普段通りバイトに行きながら
色々計画を練ったり連絡をしたり
していました。


それでも入籍した理由


私がそれでも彼と入籍した理由。
それは、やはり
親と彼を天秤にかけ、どちらの方が傾いたか
でした。
私は「実家に帰るくらいなら野垂れ死にたい」
とよく言っているのですが、
私にとって両親のいる環境というのは、
それほどまでしんどいのです。

これまで育ててくれた恩と
これまでされて許せなかったことは別です。

もし私が死んだとき、
或いは死にそうなとき、
どちらに色々な選択を任せたいか?
と考えると、やはり彼でした。

しないように頑張ってはいるけれど、
万が一私が自殺をしようとして、
もし未遂に終わって喋れないくらい
身体に支障が出てしまったとき。
悲しそうな顔をしながら、自分が世話していることに満足そうな親を見るより、
彼に判断してもらう方が
私は何倍も良いと思いました。

そして、一人暮らしができるほどの
お金も健康もありませんでした。
色々合わないことも多いですが、
彼には助けられている部分も多いです。

だから、私は入籍しました。


さいごに


何が正解なのかは未だに分かりません。
きっとこれからも人生に悩むでしょう。

そんな中で、なるべく自分自身が
納得できるように、自分を大切にできるように
生きていけたらいいなと思っています。

拙く自分勝手な文章でしたが、
どなたかのお役に立てると幸いです。

最後まで読んでくださった方、
ありがとうございました✨
あなたに素敵なことがありますように🍀


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