買ってよかったもの2020~新生活によせて~
もういくつ寝ると2020年が終わる。
正式に授業として登学した期間、約一ヶ月。
残りはすべてオンライン授業。
後期は1月の数回で全科目終わる。
嘘だろ……!?
新生活スタート、アルバイト収入、コロナ禍と相まって今年は自分の生活を良くするためのいろいろなアイテムが増えた。
幸いにもネタには事欠かない。
そんな中でも今年のお気に入りをいくつか紹介しようと思う。
エアトースER
ノースビレッジラボの防音アイテムシリーズから出ている耳栓型ノイズキャンセラー。
人の声に近い周波数帯を残して周りの音を減らすという方向性になっており、街歩きでも問題なく使えるライトさである。
むしろ雑踏の中で連れと会話しやすくなる。
なんとこれ、本体の形状だけで減音をしている。
電源をいっさい必要としない仕様で充電切れの心配がない。
イヤホンの電池切れやイヤーマフによるメガネのゆがみと闘っていた私にとっては大革命である。
私は元からの聴覚過敏対策として入手したが、コロナ禍で思いもよらぬ活躍をしている。
電車やバス、地下鉄が窓開け運行を始めたことで、つねにタイヤの擦過音やガタゴト音が大きく響くようになった車内で耳を守るのに非常に役立つ。
車内放送を拾いやすくなる、騒音による聞こえの低下の防止など需要のある人は少なからずいるはずだ。
京らー油ふりかけ
嵐山・おちゃのこさいさいで販売のふりかけ。
ごまやニンニクなどを取り入れた辛さ・旨さ・香ばしさのバランスの良さに驚かされた一品である。
夏バテで食欲がないとき、ごはんや自炊の炒め物にかけるととにかく美味しかった。
家にこもって少なからずストレスのたまる生活だったが、これのおかげで食事や生活の質があがったと言っても過言ではない。
香味ペースト
美味い。とにかく、美味い。約束された美味さ。
ずぼらな自炊が多いので、夏場は特に袋麺のうどんをフライパンで焼いてトマト味やオリーブオイルなどいろいろなパスタ風アレンジで食べていた。
ある日、炒め物用に買っていた香味ペーストをベーコンや野菜とあわせて焼いたうどんに使った。
麺なのに味がチャーハン。
つくづく謎な料理だがその訳の分からなさも含めて衝撃的に食が進んだので紹介した。
ユーレックスのオイルヒーター
一人暮らしの部屋はすぐに暖まる。
ゆえに、エアコンで暖房をかけるとすぐに暑くなりすぎたり乾燥したり。
かと言って設定温度を下げすぎると動かなかったり。
オイルヒーターでゆるめに部屋の温度を上げて残りをブランケットなどで調整するとストレスが少なくてちょうどよい。
電光盤表示で温度設定やON/OFFタイマーを使えるので操作が簡単なのもストレスが少なくて楽だ。
モデルによって機能の有無が細かく選べるのもありがたい。
私は簡易タイマー式のVFシリーズを使っているが、ハイグレードなものは時間と温度の上下をもっと細かく設定できるのだとか。
BESTÅ/ベストー
IKEAの組み合わせ家具シリーズ。
微妙に合わない既製品を買うよりも長く使えて得だろう、という方針でこれにした。
棚板や扉やジョイントをパーツごとに買う方式なので困るほど自由に選べる。
私の部屋では主に食器棚兼ストック食材倉庫として使っている。
パーツの内訳は
フレーム 60*40*64cm ¥4000
フレーム 60*40*38cm ¥3000
棚板 56*36cm ¥1000
ヒンジ ソフトクロージング(2ピースセット)¥1000
扉 60*64cm ¥2000
シェルフインサート 50*36cm ¥1000
引き出し式フレーム ¥4000
脚(2ピースセット) ¥500*2セット
これでだいたいこんな感じ。ぼかしはご容赦いただきたい。
奥行きが半分のパーツもあるのでこれよりもっとシンプルな組み合わせで本棚を追加設置するのもありかな、と検討している。
商品一覧を見るだけでもあれこれと想像が膨らんでおもしろい。
キングブレードX10v
夏頃まで特にステイホームが叫ばれたなか、ネット上では過去のライブ映像の上映会や無観客配信が多数おこなわれた。
このキンブレ、スマホにRGBで色設定をストックし見る作品に応じてBluetooth接続でセットを転送できる。
繊細な色の多いジャンルは本当にこれが役立つ。
某刀ミュに関しては色相環ができるレベルで色が多いのでほんとうに重宝している。
部屋の照明を下げてキンブレを持って観る映像はやはり没入感が違う。
やはり贔屓のジャンルは公式販売の公演ペンライトを買いたいところではあるが、まず新しい作品に一歩踏み出すため、また公式と併用してより手元を華やかにする汎用アイテムとして持っておいて損は無い。
ライブグッズの折りたたみ傘
ミュージカル刀剣乱舞・髭切膝丸双騎出陣2020~SOGA~の公式グッズである。
事後通販が受注生産だったため、現在在庫切れ扱いとなっている。
(私は一次購入で買えたため、受注期間に全力で布教ツイを書いたりしていた)
「なんで傘がグッズに?」という解説はめんどくさいオタクと化すので横に置いておくとして。
とにかくこの傘、作品の関連性云々を取り払っても美しい。
パッと開くと裏地には中心から淡緑→淡黄のグラデーションに白で描いた総柄。
表地はシンプルな黒地に蝶や鳥、草花をモチーフにしたかわいらしいふちどりがついている。
これをさすと表と裏の柄が透かしのように重なり、明るくも幻想的な風景がでてくる、というわけだ。
曇天の暗い空気に飛び込んでくる色彩がとても鮮烈に映る。
(カメラロールに写真がなかったため後日追記でうまく撮影したものを載せられればと思う。代替として作品公式Twitterよりこちらをご覧いただきたい。)
追記:撮れました
ちなみに直径は97cm、普通の傘と大差ないくらいの大きさである。荷物だけが濡れる確率も少ない良スペックだ。
歩きでのちょっとした買い物で気分があがり、大ぶりなサイズを活かしてそこそこにソーシャルディスタンスもとれる。
税込3800円と雑貨店などの折り畳み傘と比べて決して安くはない。
しかし自分が心からいいと思えるものを買えた、個人的ベストバイである。