綿生さんちの素朴な生活/からだの声を聴く、胃腸をいたわる薬膳メニュー
昨日は色々しんどくて泣き過ぎてしまい、水分補給のためにお水をたくさん飲んだのだけど……
すると腸が冷えてしまったのか、お腹がピーヒャラピーヒャラパッパパラパーでさあ大変!
一晩明けても胃腸がキリキリ痛むので、こういう時こそ悪くならないうちに薬膳で食療養。体が欲している食材や栄養素を与えてあげることで回復力を高める作戦だ!
薬膳知識の補充にはいつもの本『からだに効く 和の薬膳便利帳』を利用。慣れてくると、自分が求めている性質を持つ食材を選び、そこからレシピを立てることができるようになります。
今の体調の中国医学的解釈
過剰な水分の摂り過ぎで胃酸の分泌や蠕動運動が悪くなった「胃内停水」の状態。胃腸を温めて働きを整えることで水分の滞りを動かす必要がある。(※中国医学とは漢方のもとともなっている中国起源の医学の考え方で、ちゃんとした胡散臭くないやつです)
薬膳視点からの食材選び
・胃腸の働きを補う甘味(薬膳の五味のひとつ)の食材を選ぶ
・鶏卵は消化が良く胃もたれの時に良い
・山芋は胃腸の調子を整え、丈夫にする
・梅干しは消化器官を刺激して消化液の分泌を活性化させる
・生姜、大根は胃の気の上昇を降ろす作用がある
・じゃがいも、人参は胃腸を温める温性の食材
・さやいんげん豆は胃の中の余分な水分の排出を促す利尿作用がある
・白ネギは体を温める
・チーズは胃粘膜を補修する&たんぱく源
薬膳献立の考案
🌞お昼ごはん
・たまご、梅干し、柔らかく炊いた白ねぎのお雑炊
🌝夜ごはん
・蒸し器でゆっくり蒸したお野菜(山芋、人参、じゃがいも、さやいんげん)、黒ごまのたれと梅肉とともに
・大根とじゃがいもの柔らかく炊いたお味噌汁、おろし生姜入り
・白ネギと鶏挽き肉のふんわり卵焼き
・6Pチーズ
夜ご飯は特にとっても美味しかった☺️体に必要なものが補われていく感じがして快適だった!自分の体の声を聞き続けると、食べたい物と食べる必要がある物とが一致していく感覚がある。
大根のお味噌汁にチャレンジ精神で生姜を入れてみたら味に広がりが出て美味しくなった。最後に仕上げる直前ぐらいがいいそうです。
ところで雑炊しかりオムレツしかり、溶き卵を使うお料理のコツは、卵液をちゃんと混ぜて空気を含ませることだな、という結論に至りました。
写真撮りたかったけど調子が悪かったので取れませんでした〜。胃腸の調子が悪い方ご参考までになさってください🌞
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