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知ってる?食品の表示の役割

消費者にとって食品の表示は、購入する際のとても大切な情報です。逆に生産者にとっても、消費者と信頼関係を築くための貴重な役割を担っています。

包装の裏側に書かれている小さい文字には、たくさんの情報が含まれています。原料の原産地、賞味期限、内容量、アレルゲン、遺伝子組み換え、栄養成分、製造者、加工所、保存方法、などなど。

これらの表示はしっかりと複数の法令で指定されていてます。

JAS法(農林水産省)・食品表示法(消費者庁)・食品衛生法(厚生労働省)など、国の定める11の法律と国、地方自治体、業界の定める条例やガイドラインによって、日本の食卓の安全は支えられています。

消費者は食品の表示から必要な情報を読み取ることで、たくさんの種類の中から自分に最も合った食品を手に取ることができます。

アジが欲しいのか、サバが欲しいのか。

100g欲しいのか、200g欲しいのか。

国産が欲しいのか、外国産が欲しいのか。

カロリーの低いものを選びたい、アレルゲンのないものを選びたい、添加物の少ないものを選びたい、、、。食品表示を意識すると、食品の新しい選び方ができるかもしれません。

生産者・加工者にとっては、全ての事業者に均等に与えられるPRスペースと私は考えています。月100個製造する加工食品でも、月1000万個製造する加工食品でも表示しなければならないこと、表示できない事は同じです。

消費者に向けて、商品の安全性と、それのもつ情報を正確に伝えることができるのは、とても重要なことです。

ちなみに、食品の表示は、業務用と一般消費用で違います。消費者の手に渡る可能性のある業務用食材には、恐らくすべて表示されていると思いまが、業務用食材にはアレルゲン表示や栄養成分の表示はありません。




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