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歌声の土台となる発声、『チェストボイス』を習得したい方はこちら💁‍♂️✨

声の性質は人それぞれ。
細く、音域が広い人や
音域がそこまで広くなくても、
大きく太い人など、
様々です。


上手いヴォーカルの出す
力強い歌声のイメージの一つに、
『遠くまで届く、響く声』という
イメージがあると思います。


今回は
『遠くまで届く声の出し方のコツ』
をお伝えしていきたいと思います。


お腹から声を出す。


遠くまで届く声を出すのに、
まず基本として1番大事なこと。


それは
「しっかりとお腹から声を出す。」
ということです。


口先だけでいくら叫んだりしても、
自分が思ってる以上には声は出ません。


この
「お腹から声を出す。」
というイメージ。


コツさえ掴めば、
簡単に出来るんです。


意外と出来ていない方が
多いんですよね。


出来ない1番の原因は、
「重心が高い」こと。


お腹の上の方、
「胃」や「みぞおち」のあたりに
意識を置いてしまっている方が
多いんですね。


これだと重心が上の方に
なってしまい、
体全体に力が入ってしまいます。


おへそから指3本ぐらい下に
「丹田」と呼ばれるところがあります。
この場所は東洋医学にて、
全身の精気が集まるところとされるそうです。


この「丹田」に
意識を置いて、フーッと息を深く
吐いて、肩の力を抜いてみましょう。
さっきよりも重心が下がって安定してきます。


そして、太ももの付け根の上辺り、
ここに
「ぞうきんをギューと絞っていくようなイメージ」で
力を入れて声を出してみてください。
しっかり、
ハリのある声が出るはずです!


チェストボイスを
身体で感じる。


遠くまで届く歌声を、体得するのに
発声の鍛練は必須です。
今回は「チェストボイス」という、
発声についてお話しします。


チェストボイスとは。


日本語だと「地声」の
表現が近いですね。
チェストボイスは、
「チェスト(胸)を響かせる歌い方」
という意味があります。


地声の高さの歌を歌うときに、
ボーカリストがよく使う発声法です。
胸や背中やお腹まで響かせることで、
歌声に深みがまし、力強さが出ます。


チェストボイスが素晴らしい
アーティスト。


◯ BUMP OF CHICKEN 藤原 基央。

◯ L'Arc-en-Ciel hyde。

◯ 米米CLUB 石井 竜也

◯相川七瀬。


何故チェストボイスが大事なのか?


それは
歌の中で、1番使うことの多い
テクニックだからです。


ボイトレをするなら、
序盤で取り組んでおいた方が
いい発声法。
歌の発声の全ての土台と言っても、
過言ではない存在です。


チェストボイスを
綺麗に出すためのコツが、
「声帯を閉じ、喉を開く」ことです。
これができれば、
チェストボイスだけでなく、
裏声なども出しやすくなります。


チェストボイスは身体そのものを
スピーカーにして、
声をよく響かせるのが特徴です。


チェストボイスを
綺麗に出すための練習。


声帯を閉じる。


声帯を上手く閉じれず、
息が漏れていると
力強いチェストボイスは出ません。


声帯をしっかりと閉じるために、
口を大きく開いて「あー」と
発声してみてください。
発声中に息が漏れるようなら、
息を出さないように
練習してみましょう。
息漏れがなくなったら、
声帯が閉じられでいる証拠です。


さらに声帯を閉じる発声として、
「エッジボイス」という
発声法があります。


かの有名なホラー映画。
「呪怨」の、
お化けが出現する時に
聞こえる呻き声。
あの耳に残る呻き声。


まさにあの声が
「エッジボイス」のイメージです。


肩の力を抜いてから
胸の奥底から出す感じで、
低い呻き声を出してみてください。


張りの歌声を出すのに、
エッジボイスはとても効果的です。
声帯を閉じるコツもわかり、
一石二鳥という訳です!


のどを開く。


のどが開いている状態とは、
身体がリラックスしていて、
口の中にポッカリと空間が
あることを言います。


声も共鳴するので
暖かみのある声になり、
力強い歌声が
出せるようになります。


喉を開く感覚を掴むためには、
あくびをする感覚を
イメージすると良いでしょう。


あくびをしながら「フアアァ〜…」
と声を出してみましょう。


声を出す時、
お腹の奥底から息を吐いて。
のどの空気の通り道を
しっかり広げて作るイメージです。


あくびは声帯を開いた状態を
体感するのに、とても良い方法です。


声を響かせる。


身体のどの部分に響かせるかを
理解していきます。


鼻腔共鳴(びくう、びこうきょうめい)といい、
鼻の奥にある共鳴腔(きょうめいくう)と
呼ばれる空間に声を響かせる発声法を使います。


鼻の穴って空洞になってますよね?
そこに声を響かせるのです


そして鼻歌を歌って
鼻腔共鳴の感覚を掴みます。
鼻歌はハミングとも呼ばれ、
口を閉じて発声します。


まずは口から
地声を出す感覚でハミング。


今度は、腹式呼吸で
声を頭から上に勢いよく出す感じで、
強めに発声します。


すると、喉から鼻の奥を通って、
頭で音が響き、通り抜けていく
感覚が掴めるはずです。


その際、鼻の奥で
声が響いてる感じになると思います。
これが鼻腔共鳴です。


ハミングでしっかりと音が
出せるようになって、
鼻腔共鳴の感覚が掴めたら、
徐々に口からの発声に
していきましょう。


まとめ


チェストボイスが
出来るようになると、
土台がしっかりします。


そこから「ミックスボイス」といった、
発展した発声法にも
取り込めるようになってきます。


結果だけにコミットするのではなく、
行動にもコミットする。


自分の声の特性をしっかり把握し、
向き合って分析、研究する。
きっともっと歌うことが、
好きになりますよ!☆
それではまた。

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