100円ショップのレゴ風ブロック「組立キット」でオリジナルロボット制作
嫁さんからレゴのようなブロックをプレゼントされた。
「組立キット 警察シリーズB」(全4種類)
https://jpbulk.daisonet.com/products/4550480288239
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100円ショップで売られていたもので、仕様はレゴブロックに酷似していて、そのまま互換性がありそうなレベル。しかし、パーツの造形やグリップ力が今ひとつで、組み立てた部分が外れやすかったりと、やはりそこはお値段相応なのか、本家レゴには及ばないといった印象だ。
さておき、早速遊んでみた。
警察車両をテーマにしたこの「警察シリーズB」は警察車両やヘリコプターなど全4種類のキットで構成されていて、それぞれ警察車両⇔ロボットの2種類の組み立てが可能。車両部分にはゼンマイパーツが仕込まれていて、プルバックカーのように遊べる仕様だ。
さらに、4体のキットのパーツを使って、1体の巨大ロボットを制作可能。
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どことなく「レイバー」感を感じる。
以上が基本的な遊び方だ。
往年のブロックファンとしては、ここからが本番。
ブロック遊びは見本通りの制作だけではなく、パーツを使ってオリジナル作品を制作するのも醍醐味(だと思う)。
とはいえ、このキットは箱が小さく、細かなパーツが多いこともあって、ここから自由に様々なものが作れる、というわけではなさそうだ。
なので、元の巨大ロボットを少しアレンジする方向で、オリジナルのロボットを作った。
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こだわったポイントは、
・ヘリコプターのキャノピーのパーツを頭部パーツに活用
・頭部デザインは『メタルギア ライジング リベンジェンス』に登場した四つ足の「ブレイド・ウルフ」っぽく。やや悪役っぽいイメージで
・目はレッドのクリアパーツで表現。
・ヒト型プロポーションから少しエイリアン的な、爬虫類系プロポーションに変更。
・余剰パーツで尻尾を追加
・余剰パーツだったプルバックカーのパーツも足まわりに活用。ローラースケートを履いているみたいだ。
・ポーズが取れるように、脚部関節に可動するパーツを贅沢に使用、そのシワ寄せで、腕は固定する仕様になった。
個人的にかなり満足いくものができて、何より楽しい作業だった。よかったよかった。
さて、我が家のスペースにも限りがある為、遊び終わったこのブロックキットを手放すことになった。
その前に、せっかくなのでこのオリジナルロボットの組み立て説明書を作成できないものかと考えた。
ネットで調べたところ、以下のフリーソフトを見つけた。
Bricklink『Studio』
ソフトについての詳細はネットのブログ記事などで様々に紹介されているので割愛するが、このソフトはレゴのほぼすべてのパーツを使って、PC上でレゴを組み立てられる。
組み立てたキットは美麗なCG画像データとして出力可能な他、組み立て説明書も作成可能だ。(これでフリーってのはすごい!)
この『Studio』を使って、今回制作したロボットの説明書を作成した。
「組立キット」にしか存在しないパーツについては、レゴのパーツで似たものを探して代用。(これがなかなか大変な作業だった!)
完成したイメージを画像出力したものが以下になります。
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まるで実物写真みたいだ!すごいぞ!フリーソフトなのに!
ロボットは『アクア・ドラゴン(青い龍)』と命名。
次回から数回に分けて、この『アクア・ドラゴン』の組み立て説明書を掲載していきたいと思います。