シェア
「私のこと好き?」と聞けたことが、私にはない。記憶にある限り、ただの一度も。 そう聞きた…
息をするために書いているような、そんな時期があった。 自分が今生きているのかどうか、感触…
※完全にシモの話です。ご注意ください。 私は、夫のブツを見たことがない。 上半身を見るこ…
私の母は過干渉・過保護・モラハラ系の毒親で、でも私以外の人に対しては、非の打ちどころのな…
※自死の話です。ご注意ください。 その従兄弟の名前を、ここでは「カケル」としておく。 本…
私はどうも「失感情症」の傾向があるらしく、『寂しい』と『悲しい』を感じた経験が殆どない。…
この数か月、noteを読んだり書いたりしていて、少しずつ分かってきたことがある。 当然だけれど、noteには本当にたくさんの色んな人がいて、色んな思いが、色んな考えが、色んな形で書かれている。 首がもげそうになるほど共感して同意する記事もあるし、「マジで!?そんなんあるんだ!?」と目からウロコの記事もあるし、「えー、いや、ちょっとなぁ。そういう考え方どうなの?」と思うような記事も当然、ある。 そしてそんな、「同意も共感もできない記事」を読むたびに、思うのだ。 「でも、この
前回までの話はこちら。 ① https://note.com/watari_niihara/n/nef0a10ad9ba0 ② https:/…
第一話はこちら。 タカさんとの初めてのデート、初めてのお泊まりの後、私は罪悪感に押しつぶ…
タカさんは、私の上司だった。 初めて見た時からめちゃくちゃタイプな人だった。やや大柄で、…
私の母は毒親で、でも私以外の人に対しては、非の打ちどころのない「いい人」だ。 アル中も浪…
母はとびきり機嫌の良い時、「さすが私の最高傑作」という言葉で私を誉めることがよくあった…
私が初めて髪を染めたのは、よくある話だとは思うが、東京の大学に合格したあと、春休みに入ったある日だった。 「私、今日今から美容院行くんだけど、一緒に行く?」 夕方までの約束で一緒に遊んでいた友人のそんな言葉で、上京を前に浮かれていた私は、ピヨピヨとその子についていった。財布にはお年玉の残りがそこそこの金額入っていたし、東京に行く前に少しでも、ロックな自分になりたかった。当時、その友人と私は某ビジュアルロックバンドにハマっていたので。 なんとその美容院は、車で送り迎えまでして