柄谷行人は「マルクス その可能性の中心」の中でこう述べています。
マルクスとエンゲルスの著書を読んで程なく、2人が異質であると感じていた私にとって、柄谷行人のこの言葉は納得のいくものでした。柄谷行人の著書をその後読み進むようになるのですが、そのきっかけにはこの言葉への信頼があったと云えます。
「マルクス その可能性の中心」柄谷行人講談社1990.7.10. 第1刷発行、1995.1.25. 第11刷発行
初出:「マルクスその可能性の中心」 群像1974年3月号〜8月号
柄谷行人についての私のエッセイ