エルメスに行ったら学べる販売力のあげ方
ワタナベさんです。
【見られ方が変われば人生が変わる】
をテーマに、ホテルマン時代に300人以上の億万長者のお客様から教わったブランディングをデータ化し、集客法に体系化して10,000人以上の店舗経営者や個人事業主に提供しています。
先日ふとエルメスに行ってきました。
エルメスに行ったらなにを求めますか?
多くの人が、良質な物のショッピング、だと思います。
もちろんそれはそうですね。
しかし中には、上質な空間であったり、一流のサービスであったりなどの付帯条件を求める人もいます。
物を得たいだけなら、ネットショッピングでもいいでしょうからね。
私はというと・・・
もう少しプラスアルファをさらに求めるために、エルメスによく行きます。
それは販売力の高さを学べるからです。
大きく分けて2つありますのでご紹介します。
まず一つは
スタンスの高さ
です。
エルメスの店員さんは、例えばバーキンも顧客じゃないと限られたものしか出さないし、いかがですか感は一切出しません。
我々はエルメスなんで、というポジションを崩さず、かつ品がありながら失礼じゃないサービスというのは、元ホテルマンの私からしても、絶妙だと思っています。
もう一つは
機会損失の恐怖
が絶妙に上手いです。
機会損失の恐怖は、人は「得しますよ」よりも「この機会を逃したら損しますよ」という心理の方が動きやすいという、心理学です。
ただセリフで「この機会を逃したら損しますよ」と言ってしまったら安っぽすぎて下心あるように思われて終わりです。
そういう心理になってもらう、そう感じてもらうというのが正解ですね。
限定◯名、◯◯まで
などなどは全てこの何名に入らなければ損する、この機会を逃したら損するという心理状況ですよね。
先日はまず、エルメスウォッチの代えのベルトを見に行ったら
「このイエローは3日前に販売したところだから、あと2.3日でなくなると思います」
「こちらのオレンジは、品薄なので次はいつ入るかわかりません」
などなど言われるので、まずはオレンジを購入。
そのあとふと可愛いシューズを見つけたので、履いてみることに。
少しきついかなと思ったんですが、
「一つ上のサイズはもう品切れです」
「このサイズも残り一つです」
というので、しばしばきつめの残り一つを購入。
押され弱いだけ、という説もありますが笑
ということで、ブランディングに大切な
・スタンス
・機会損失の恐怖
を感じて学べるので、エルメスに行くことが多い、という話でした。
いまいち売り上げや集客が上がらない方は、
・お願いします感
・いつでもいいですよ感
が出てしまってるからかもですよ。
心当たりある方は、ぜひエルメスでショッピングしてください笑