学習しなくても生きてるだけで文章が上手くなる方法
ワタナベさんです。
【見られ方が変われば人生が変わる】
をテーマに、ホテルマン時代に300人以上の億万長者のお客様から教わったブランディングをデータ化し、集客法に体系化して10000人以上の店舗経営者や個人事業主に提供しています。
Noteなどの文章を書いたりするのが難しい、インスタなどに投稿するときのいいネタが思いつかないという方はたくさんいらっしゃるようです。
今までも文章の書き方的な投稿は、何度かさせていただきました。
そちらも有効ではあるのですが、今回は文章だけにとどまらず「習得」ということにフォーカスしてもう少し幅広い分野で有効なとある理論をお伝えします。
あなたは電車やバス、車、タクシーなどの「移動時間」って、何をしてますか?
NHK文化研究所の調査によると日本の平均的な労働者は通勤に「1時間19分」、片道に「約39.5分」を費やしているそうです。
単純計算で、1ヶ月で40時間。
1年で約480時間にもなります。
通勤に限らなければ、移動時間はもっと多いかもしれません。
しかしほとんどの人はこの通勤時間を寝て過ごしたり、音楽を聞いたりゲームをしたりしてぼーっと過ごしているようです。
これってすごいもったいなくないですか?
どうしてかというと、「1000時間理論」という言葉をご存知でしょうか?
これは、1000時間練習すればある程度のレベルに達することができるという理論です。
もちろん個人差はありますが、具体的な数字で表すと……。
20時間……苦手意識がなくなる
100時間……脱初心者
1,000時間……中級、
セミプロ 10,000時間……専門家、プロ
といった内訳になるそうです。
10,000時間となると1日5、6時間かけたとして5年。
1日3時間なら10年かかってしまいます。
流石にここまで行くとすごいですよね。
ですが、脱初心者の「100時間」というと、通勤時間の1時間19分で計算すれば【2ヶ月半】で到達します。
これなら、なんとかやれそうな気がしてきませんか?
つまり、ウトウトしている時間を文章作成などの時間にあてれば、2ヶ月半で脱初心者になれるということです。
ということは文章が全然上手くない、ネタが思いつかないという悩みは、2ヶ月半でなくなるということです。
何かの習得を目指すにあたり、それに向かって時間を割き、テクニックなどにこだわってスキルを磨こうとしてどんどん時間と体力を消費していくから、難しく感じるのです。
このようなことを伝えると
「どのように100時間を費やすのかに悩む」
ということを考える人が多数現れます。
そこが間違いなのです。
時間を費やすということをゴールにするのであれば、内容にこだわるのではないのです。
書くということに100時間を費やすので、極端な話なんでもいいのです。
もちろんブランディングやテーマが決まっていればよりいいですが、決まってなければ今日の気づきでも気に入ったnoteの感想でもいいからなんでも書くのです。
どうしても見つからないのであれば、私は毎朝noteを更新していますから、毎日私のnoteの感想でも書いてください。
まあそれは冗談ですが笑
それくらいなんでもいいということです。
このように内容やテクニックにこだわって結局考えるだけで行動できない、というのが多くの人の人生失敗パターンです。
とりあえず書いて公開でもすれば、自分でも見ますよね。
そしていろんな人のと比べたりして、もっとこうしようとか、やっぱりこういうのにしようとか、恥ずかしくなってきたとかいろんな感情が出てきます。
それでまた新しいことを試し、また変更したり上書きしたり、ということで時間を重ねていくから上手くなっていくのです。
その初心者を脱出する時間が100時間です。
だから内容にこだわるのではなく、100時間を突破することを目標にするのです。
知らない間になんとなく上手くなってきますので。
毎日忙しいからそこまで構えて習得にエネルギーが割けないというような場合でも、移動時間であれば無理なく取り組めるはずです。
何より文章の習得だけでなく、人生で成功を収めるためには、人類全員が持っている時間をいかに有効に使うかというのは、鍵になってきます。
そういったことからも、普段無駄にすごいしている時間を、1000時間理論のための100時間、1000時間に投資していくというのは、とても有効な成功方法かもしれませんね。