ホテルマンだから知ってる一流ホテルと高級ホテルの違い
ワタナベさんです。
【自分ブランドを作るだけで人生が変わる】
をテーマに、ホテルマン時代に300人以上の億万長者のお客様から教わったパーソナルブランディング法をデータ化し、10,000人以上の売上や集客を上げたい店舗経営者や個人事業主に提供しています。
いいホテル、高級なホテルのことを
一流ホテルと呼んだり
高級ホテルと呼んだり
されることってありますよね。
でもじゃあ一流ホテルと高級ホテルの違いは？
このホテルは一流ホテル？
それとも高級ホテル？
と言われると
説明に苦しむ方も多いかもしれません。
もっと言うと
有名なホテル、宿泊代が高いホテルを
高級ホテルと思っている方も
多いかもしれません。
そこで今回はあくまでも
ホテルマン的認識かもしれませんが
一流ホテルと高級ホテルの違い
というのをご説明してみたいと思います。
ホテルブランド編
まずホテルのブランドでいうと
一流ホテルというのは
【皇室の方がお泊まりになるホテル】
のことを指します。
高級ホテルというのは文字通り
【ハイブランドなホテル】
ですよね。
ハイブランドなホテルは
宿泊代が高いホテルではなく
ホテルブランドが高いホテルです。
ということは
一流ホテル件高級ホテル
というのは存在しますが
一流ホテルではあるけど
高級ホテルではないというのは
存在しないということになります。
皇室の方は東京のホテルは
お泊まりになる確率が低いと思うので
関西の高級ホテルを参考に
実際にハイブランドなホテルを並べてみましょう。
アマン★
パークハイアット★
フォーシーズンズホテル★
ザ・リッツ・カールトン★
HOTEL THE MITSUI KYOTO
セントレジス★
ザ・リッツ・カールトン★
W★
インターコンチネンタルホテル★
コンラッド大阪★
マリオット都ホテル
帝国ホテル☆★
ウェスティンホテル
スイスホテル
ヒルトンホテル
センタラグランドホテル
ホテルニューオータニ☆★
ホテル阪急インターナショナル
ANAクラウンプラザホテル
シェラトン都ホテル
ホテルモントレ
ハイアットリージェンシー
ホテルオークラ☆★
リーガロイヤルホテル☆★
この辺りが
ハイブランドのホテルでしょうか。
まずホテルの話なので
旅館やグランピングは除かれます。
そしてもちろん一流ホテルより高い
一流ホテル並みのサービスができる
などなどあるかもしれませんが
あくまでもホテルのブランドとしての
分け方です。
そして肝心のその分け方ですが
先ほども説明したように
一流ホテルは皇室の方がお泊まりになるホテルです。
それでいくと
ホテルニューオータニ
帝国ホテル
ホテルオークラ
の御三家と
リーガロイヤルホテル
の４つしかありません。
ということは一流ホテルは
☆をつけているところになり
４つしか存在しない
ということになります。
何度も言いますが
ホテルのブランドの話なので
地方で天皇陛下がお泊まりになられた旅館などは
除きます。
ですからその地方に
そのブランドがなかったから
このホテルに泊まったみたいなのも
今回の説明からは除きます。
サービス編
そして高級ホテルと有名ホテルの
違いです。
あくまでもホテルマンだった私が
ホテルマンの中で高級ホテルって
ここだよねという認識なのものに
★マークをつけています。
あくまでもホテルマン的な見識で行くと
高級ホテルというのは
ネームバリューだけではなく
ランクやサービス、どのような人が泊まるか
なども含まれます。
サービスでわかる
高級ホテル以上の見分け方は
主に次の３つです。
1.座席への案内のされ方
座席へ案内される際
タバコを吸うか吸わないかを
聞くのはもちろんです。
今は全席禁煙がほとんどですが。
窓際がいいかソファーがいいかなど
どのような座席がいいかを
二択でも聞くのが丁寧なサービス
とされています。
「空いてるお席にどうぞ」
みたいな座席の提案は
一流、高級ホテルではされません。
ということは
「お好きなお席にどうぞ」
は1発アウトですね(笑)
2.最初に提供されるお水
一流ホテルのお水は
氷が入っていないことが多いです。
お水だけしかグラスに入っていない方が
おしゃれだし、冷え性の人などにも
親切という感があるようです。
これは絶対的ではないですが
あくまでも統計上です。
3.NOと言わない
これは有名な話かもしれません。
物理的に無理なことでも代替提案してくるのが一流のサービス
という教えがあります。
例えばレストランなどで
よくある光景などで言えば
携帯の充電などをお願いしてみてください。
「お受けできないんです」
と言われたら一流でも高級でもありません。
例えば
店内では無理でもお預かりなどで受け取ってくれる
有料の充電スタンドの場所を案内される
など代替提案をちゃんとすれば
一流、高級ホテルのサービスが
行き渡っていると言えるのではないでしょうか。
ホテルグループ編
こういう話をさせていただくと
え？ヒルトンは高級ホテルじゃないの？
ウェスティンは？
ハイアットは高級ですよね？
などというお話をされます。
サービスがいいか悪いかはさておき
総合的な認識でヒルトンホテルは
世界一有名なホテルではありますが
一流、高級ホテルという認識は
あくまでもホテルマン的にはありません。
ただヒルトングループの最上位ブランド
コンラッドは高級ホテルと認識されています。
ここにはやはり
ブランド力や価格、サービスも
反映されていると思います。
ヒルトンホテルに関しては
ここでは元ホテルマンとして
サービスを受ければわかる
としか言えません笑
そしてハイアットですが
ハイアットは大きくわけで
パークハイアット
アンダーズ
グランドハイアット
ハイアットリージェンシー
に分かれます。
上から上位ブランドです。
そして上から３つが高級ホテル。
そしてハイアットの
ビジネス展開されているホテルが
ハイアットリージェンシーです。
最近は
ハイアットハウス、ハイアットプレイス、ハイアットセントリック
などができていますが
全てリージェンシーと同列
もしくはリージェンシーの
下位ブランドなのでビジネスですね。
あとは世界最大のホテルチェーンが
マリオットインターナショナルです。
マリオットはわかりやすくて
マリオットが高級ホテルのランクを
自分たちで発表しています。
まずはマリオットの最上位ランク
ラグジュアリーのトップランクである
クラシックラグジュアリーはこの３つ。
リッツ・カールトン
Wホテル
セントレジス
そしてその次のランク
クラシックプレミアム
がこの２つです。
マリオット
シェラトン
大阪のシェラトンは
都ホテルが入っているので
都ホテル扱いとさせてもらいましたので
ビジネスホテルですね。
関西にないホテルでいうと
ザ・ペニンシュラ東京
マンダリンオリエンタル東京
ホテル椿山荘東京
パレスホテル
あたりも高級ホテルに入るかと思われます。
高級ホテルレベル
というホテルもたくさんあるので
一概には言えないですが
あくまでもホテルマンとしての認識的な話です。
間違っても経営者同士のお話などで
本当はビジネスホテルなのに
というホテルを一流ホテルかのように
話してしまうと恥をかくかも・・・
そんな時はぜひ
このリストを使ってみてくださいね。