short hair (Base Ball Baer)を聴いて
今日はクーラーの風に吹かれながら、Base Ball Baerのshort hairを聴いた。
この曲は、大学生の頃にはじめて知って、当時好きな女の子がちょうどショートヘアということもあって、自分の想いと重ねながらこの曲を聴いていた。
当時は、かなり暇な学生だったから、CDがあったら擦り切れるくらい聞いていたと思う。(itunesに入れてたから擦り切れませんでした。)
この歌は、男が、女性のことを、大好きであるということを、表現を変えて、ただずっと「好きだ」と連呼している曲だと僕は思っている。
こんなにも多様に「好きだ」と表現できるのかと大学生ながら驚いていた。
歌詞を聴きながら、一人で感動していた。
この歌はフィルムカメラを思わせる歌詞とメロディーで、
人の行動・気持ちの動きを捉えている。
理由の理由さがせばいくらでも、あるよ。
でも言えなくて、ファインダー越しに笑いかけたんだ。
→大好きな人の写真を撮るときって、多分笑いかけちゃうんでしょうね。
イメージできます。
呼び止めて振り向いた君の瞳に、思わず抱きしめそうになった。
→振り向いた瞬間、短い髪が揺れて、目が合って、好きな気持ちがあふれだ しそうなのを必死に抑えているんでしょうね。わかります。
変わり続ける君を、変わらず見ていたいよ。
→ずっと君のことを見ているから、自分のことを好きじゃないことはわかっている、だけど、変わり続ける君が大好きなんです。
辛いけど、誰のせいでもありません。
君の短い髪が揺れて隠れた横顔、表情
→ショートヘアーの人はうつむいたとき、顔の横にある髪が顔にかかるのが素敵なんですよね。その表情がすごくよかったんでしょう。共感します。
君の短い髪に触れて気づいた気持ちがすべてだったあの日のこと
→なるほど、一度その短い髪に触れているんですね。
触れたときに感じた気持ちは、大好きだ、ってことですよね。
人を、好きになった瞬間って案外忘れないかもしれません。
作詞をした小出恵介は瞬間を切り撮る達人ですね。
想像で書いているのか、人のことを観察しているのか、実体験を書いているのか、すごく気になります。
そういえば、他にも君を好きだと5分間表現を変えて歌い続ける歌を思い出したので、それはまた次の機会に書きたいと思います。