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カビンさんと過敏体質チェックテスト(文末後に投げ銭100円)

カビンさんに、過敏体質チェックテストをしても無駄だって、思ったのです。
 
2~3年くらい前からかな?
HSPの本がたくさん発売されてきて、過敏体質やHSPがメジャーになった頃。
 
何故なら、
私自身もそうだし、
他の人もそうだと思うけど、
 
「人って、自分の事はよく判っていない」から、
チェックテストで正確な答えを選ぶとは限らないと判ったからです。
 
だって、私、
自分が、お医者様も驚くくらいの過敏体質だなんて、
思ってもいなかったもの。
 
過敏だという自覚、全くありませんでした。
家族からはよく言われていたけど。
参考記事 カビンさんだと知った時、すごくショックだった話
 
周囲の人は皆、
私と同じように感じて、
同じように匂いを嗅いで、
同じものが見えているんだろうって、思っていました。
 
時々、
言語化できない、よく判らない理由で嫌だと感じても、
他の人も皆、私と同じように感じているのに平気で、
私だけが嫌だと言っている=私が悪いと思っていたのです。
 
今から思えば、他の人には感じとれていなかったのかも。
 
実際、私に相談してくださるクライアント様も、
私が「この人超過敏!」って思っても、
「え?これくらい普通ですよね?」
って思っている方、実は多いのです。
 
すご~く過敏な人でも、
チェックテストで「それ程過敏じゃない」って答えを選ぶ人は多いし、
その後のカウンセリングで、チェックテストの結果よりもっともっとカビンだと判るのです。
 
逆に「過敏さに過敏」なだけで、
過敏さ自体はそれほどじゃなくても、
ちょっとしたことで、
「自分は過敏なんだから!!」って、
ワ~~~!ってなっちゃている人もいるし。
 
今より未熟だった駆け出しの頃は、
チェックテストの結果に振り回されて、
「あれ?おかしいな???」ってなっていました。
 
*********
 
それとはまた別な理由もあります。
 
過敏体質の本が沢山出るようになって、
ある時から急に、
私のHSPチェックテストの結果が、
「ものすごくカビン」という結果が出る人ばかりになったのです。
 
それが、2~3年前くらいかな。
 
はじめは、単純に、
「当店にいらしてくださるのは、過敏さが強くて辛い人が多いんだな~」
って、思っていたのですが、

ある時ふと、
チェックテストの結果を、コントロールしたい、
つまり、
意図的な結果になるよう返答する人もいるって気付いちゃったのです。
 
流輝先生や久恵先生に、
「あの人そこまで過敏じゃないよ」って指摘された事もあって。
 
「それ程過敏じゃないけど、過敏だと思われたい人」
「超過敏だけど、過敏だと思われたくない人」
両方いるから、
正確な結果が出るとは限らない。
 
チェックテストをするより、
 
今までの私の経験を基に、
詳しくお話を聞いて、
その方の身体、心、感覚、霊感、その他を分析した方が、
クライアント様に有益なアドバイスが出来るって思ったのです。
 
つまり、クライアント様も私も、チェックテストの結果に振り回されない為。
 
そう言えば、「私の方がカビンですよ」的に、マウントとりたがる人もいたな…。
 
大抵の場合、大事なのは、
過敏さの度合いがどうかじゃなくて、
 
その人が何に悩んでいて、
どうなりたくて、
どう生きたいかだから。
 
実は生きにくさの原因に、
カビンさは全く関係ない人も多い
し、
 
中には、問題を解決したくない人も、
問題が解決しちゃうと困る人もいるしね。
 
でも、何が正しい、正しくないじゃなくて、
 
その人が望む人生を選んだらいいと思う。
 
その結果は自分自身で引き受けるしかないから。
誰もが平等に。
 
昔、ブログに「過敏さは免罪符じゃない」って書いたことあった気がするけど、
それは、今もそう思う。
 
全ての人が過敏さを気にせず、
健康で、幸せで、楽で自由に生きられるようになったら良いなと思う。
 
人によって必要な対策はそれぞれ違って、答えは一つじゃない。
 
そう考えると、過敏さって、
「どうとらえて」
「どう使うか」が大事なのかな?
 
ビジネスで活かしたり、
人間関係で活かしたり、
作品を作ったり、
作物を育てたり、
 
あなただったら、どう使うのかな。
 
 お互い、過敏体質のまま、幸せになれるといいね。(了)

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