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【現代詩】深夜のパーカッショニスト

君の噂を耳にしたよ
君が語ったあの夢に
僕が思い描いた姿から
だいぶ遠くにいるじゃないか

今の日々は
いつかのあの夢をかなえるためのものだろうか
夢をしまった引き出しの
開け方をまだ憶えているだろうか

今の日々は
いつか笑える希望があってのものだろうか
根拠のない自信で満ちたあの笑顔は
不安につぶされそうな僕らを動かしたように
今の君を動かしているのだろうか

君が遠くで黙っているのなら
あの夜の君のように駆けつけるよ
遠慮なんかしてたら
君の部屋のドアをぶちやぶるくらい
ノックし続けるから
覚悟しておくように


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