【現代詩】十人十色の何者でもなさ
自分の在り様と
目指すものが固まっていないと
居心地の悪さを感じ
そこでなすべきことがわからない
自信のなさから
自分を大きく見せようとしたり
見合わない役割を担おうとする
そんなことに意味はない
知識や技術が無くても
自分はありのままの自分であり
自分が目指すものへの途上にいるだけ
劣っていたり役立たずであるわけではない
自分が今まで辿ってきた道のりと
何をどんなレベルでしたいのか
それさえわかっていれば自分が何者かがわかる
まだ何者でもないと自分で思っていても
十