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夢輝くとき

君のぬくもり感じながら
この頬にくちづけしている時でも
歴史という大きな流れの中で
何処かで 今も誰かが死んでいる
悲しすぎるね
立ち尽くし その人たち思い
ただ祈ることしかできないなんて
でもこんな小さな望みだけど
ひとりひとりが持ちよって
ひとりひとりがつなぎ合えたなら
きっと明日が見えてくるはずさ

あぁ 夢輝くとき 花はやさしさ生み
そぅ 夢輝くとき 風は愛を運ぶから
さぁ 夢輝くとき 人は時代を創ろう

君のやわらかさ感じながら
この髪をなでている時でも
地球という大きな星の上の
何処かで 今も誰かが生まれている
淋しすぎるね
空見上げ その人たち思い
ただ歌うことしかできないなんて
でもこんな小さなつぶやきだけど
ひとりひとりが寄せ合って
ひとりひとりが重ね合えたなら
明日はきっと開けるさ

あぁ 夢輝くとき 花はやさしさ生み
そぅ 夢輝くとき 風は愛を運ぶから
さぁ 夢輝くとき 人は時代を創ろう

作詩:後藤 禎忠  作曲:松田 誠

(当時の作詩者コメント)
『夢』と言う言葉が好きです。夢といえば、とてもかなわぬもののように思われていますが、私はそうは思いません。何処かの偉い人が「人間の思考することは、どれもみな現実に成りえることだ」と言ったそうですが、私もこの考えに賛成です。だから夢はいつも持ち続け、一人一人が幸せになり、その一人一人が少しずつでもいいから隣りの人に幸せ分けてあげられたら、きっと世界中みんなが幸せになれると私は信じています。最後に入選させていただき、本当にありがとうございます。

『わたぼうし音楽祭』
障害のある人たちの日常生活や体験や感情を詩につづりメロディーにのせて届ける音楽祭。1976年から始まった芸術文化活動で、2022年8月7日には第47回目の音楽祭が開催される。

※2022年8月1日時点 ホール開催中止/後日オンライン開催に変更
「第47回わたぼうし音楽祭」は、新型コロナウイルス感染急拡大のため、
8月7日・奈良県文化会館でのホール開催を中止し、後日オンライン開催に変更します。入選されたみなさん、会場にお越しくださるみなさんをはじめ、関わるすべてのみなさんのいのちと健康を守るための決断です。オンライン開催の日程等詳細は未定ですが、今後の感染状況を見ながら、年内に仕切り直したいと思っています。

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