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おかあちゃんがぼくにいいました

おかあちゃんが ぼくに いいました
ぼくが しぬまで しなへんと いいました

ぼくが 百まで 生きたら
二百まで 生きたるといいました
ぼくが 二百まで 生きたら
三百まで 生きたるといいました

おかあちゃんが ぼくに いいました
ぼくが しぬまで しなへんと いいました

おかあちゃんが ぼくに いいました
ぼくが しぬまで しなへんと いいました

おかあちゃんが ぼくに いいました
ぼくが しぬまで しなへんと いいました

作詩:脇坂 純一  作曲:藤原 敬史

(当時の作詩者コメント)
この作品の背景は、純一君が家でお母さんとおしゃべりしているなかでお母ちゃんが死んだらどないするねん?ときいたときの話を作業所でお昼休みの時に話してくれました。障害を持つ子をおいて死にきれない親の気持ちが母子のおしゃべりの中から伝わってきて書き留めたものです。

『わたぼうし音楽祭』
障害のある人たちの日常生活や体験や感情を詩につづりメロディーにのせて届ける音楽祭。1976年から始まった芸術文化活動で、2022年8月7日には第47回目の音楽祭が開催される。

※2022年8月1日時点 ホール開催中止/後日オンライン開催に変更
「第47回わたぼうし音楽祭」は、新型コロナウイルス感染急拡大のため、
8月7日・奈良県文化会館でのホール開催を中止し、後日オンライン開催に変更します。入選されたみなさん、会場にお越しくださるみなさんをはじめ、関わるすべてのみなさんのいのちと健康を守るための決断です。オンライン開催の日程等詳細は未定ですが、今後の感染状況を見ながら、年内に仕切り直したいと思っています。


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