しんえんとわたあめ
7月1日、しんえんに参加しました。
受付をさせてもらっていました。
させてもらっていた、というのは、私からお願いしたからです。やらせて〜って。
これね。
でもこれのイベントが「とても良かった」ことについて、言いたいから、少し遡って言いたいと思います。
お時間がありましたらお付き合いくださいませ。
私は、もともとぜーんぜん他人に興味がなくて、というのも、自分のことで手一杯だったんですよね。今思うとだけど。
今ここにある友達や既にある大切なものがあれば、それでいいや。
そう思っていたので、しんろくさんがやっているのをTwitterでぼんやり眺めて、ふぅん、こういうのを楽しめる人って、意外と多いんだなぁ、なんて思っていました。
そんな私もオタクなので、オフ会にはちょっと興味があって、きっかけはまーこさんのTwitter。
これ。
これを見て、あ、オフ会、良いな、オフ会って思ったんです。オタクだから。(いやきっとオフ会嫌いなオタクもいるとは思うけど)
小柄な身体で、大きな太刀を振り回す動画はめちゃくちゃバズっていたので、ご存知の方も多いかと。
オフ会って響きが懐かしかったのと、リプライがまめなまーこさんがお誕生日会!
気になる…!
これに行ったのが2020年。もう2年前。
この時はまだ黒髪のOLでした。今より6キロ近く太っています。(その前はもっと太っていた)
これが私にとって初めての、しんろくさん主催のイベントでした。
この日、私は緊張でお酒を飲みまくり、べろっべろに酔っ払ってしまったので、正直思い出したくないし全てを忘れました(どっち)
そして、しんろくさんをフォローしつつも、時は経ち、Twitterの遠くからしんえんを眺めていました。
私はOLの傍ら、OLである自分に限界を感じていて、ついにコンカフェ嬢になりたい、と思い立ちます。理由は、かわいい制服が着たいから、です。
その後間も無くOLは辞めました。
コンカフェ嬢?になって、名前を「わたあめちゃん」として、Twitterを始めました。
知らせても良いと思った友達や、いろいろな人をフォローしていきました。その中にしんろくさんもいました。
しんろくさんの反応はめちゃくちゃ早くて、短いやりとりで、私が何者なのかを確認してくれました。
しんろくさんと2度目の接触は、新橋です。新橋にあったバーで、しんろくさんがいろいろしていた時です。
ここで初めて真面目な話をします。私がどんな人間なのか、興味を持って聞いてくれました。また、人の夢を手伝いたい、やりたいことはあるか、などを聞いてくれました。
私は歌が好きなこと、コンカフェ嬢をやってみたくて始めたこと、ゲームの配信もやりたい、など、その時、思いつく限りの話をしました。
しんろくさんは、口を挟まずじっと聞いた後「すごい!俺が今直接手伝えそうなこと何もないや!こんなに具体的に答えられた人初めてだわ!」と笑ってくれました。
他にもいろいろなことを話して、友達になりたい、と言ってくれたことが、とても嬉しかったのを覚えています。
あぁ、長い!もう長い!
しんえんが良かった話をしたいのですが、でもそれにあたって言いたいことは、これを経て言いたいんです。
だからまだ書きます。
そしてしんろくさんからのお話は、自分のイベントに出てほしいとのことでした。
某場所で、和風っぽいイベントをする、書道の先生が書いた物を、持って掲げる役割の女の子が欲しい、着物が着れると言っていたから、できれば着物で。まぁ思いつきなんだけど。とのこと。
20歳の頃に習って資格までとった趣味の着物が、ここで役に立つとは、と思いつつ、自分に何かできることが嬉しかった私は、二つ返事でOKをしました。
私は自己評価がとても低いです。この記事で多くは語りませんが、何も持っていない、何もない、と思うことが多々あります。
化粧を覚えても、痩せても、劣等感や不安は消えなくて、誰かに認識されるとほっとします。接客業を多くやってきた理由は、それかもしれません。
しんろくさんからの話は、正社員も辞めてあらためて何もなくなった私に何かできることがある、という嬉しさから受けたものでした。
その後、しんろくさんと友達になり、友情を育みます。高尾山に登ったり、たくさん話をしました。
そして、しんろくさんから川崎のバーでのセッションパーティーのお誘いを受け、遊びに行きました。
この話も長くしたいけど、長くなるのでここではやめます。
その後、オテライブの受付をやらせていただき、そこからしんえんに顔を出し始めます。
つまり、スタッフという意識のまま、ゆっくり顔見知りが増えて行ったわけです。
これをしんろくさんが狙ってやっていたのなら、本当にめちゃくちゃすごいのだけど、私のメンタル的にはとても良い環境でした。
そして三鷹台のしんえん集会所では、何かイベントがあると、しんろくさんから、ご飯作ってよ、と言われ、地味に参加していくようになりました。
さらに増える顔見知りたち。
ああ、そうか、これが仲の良い他人かぁ。悪くない、いや、楽しい。そう思いました。
これでもめちゃくちゃ省略しましたけど、これが私がしんえんに参加し始めたきっかけです。
つまり、私のしんえん参加はコロナ禍から始まりました。
そして何度か行くたび、私はどうしてしんえんに行くのか、疑問に思い始めます。
ここからようやく7月1日の話に繋がるのですが、ある月のしんえんで、しんろくさんに「来てくれたら嬉しいけど、あめちゃん(私のあだ名である)はどうしたい?好きにしていいよ?」と言われます。
「好きにしていい」一見突き放すような言葉に、私は、あ、行きたくないな、と思いました。
何かの役割がないと、私は私に価値を見出すことができなくなりがちです。だから、なにもすることがない、特にスタッフが足りていたり、役に立たないなら、行きたくないな、と思いました。そしてしんえんで私自身がやりたいことはない。
悩みました。
すると、顔見知り、相互フォローになった仲の良い他人たちが、次もわたあめちゃんいる?会えたら嬉しいな、と声をかけてくれました。
とても嬉しかったです。
認識されていることが嬉しくて、あ、また行きたいかも、と思いました。単純です。
しんろくさんに「またスタッフで参加したい、やらせて欲しい」と伝えると「分かった、役割を探しておくね」と言ってくれました。安心しました。
やりたいことは、スタッフとしてみんなに会うことでした。
しんえんで知り合った人の中には、友達になれた人もいます。(これも長くなるので割愛)
もちろんしんえんは友達を作る場ではありません。でも、それをきっかけに友達になれた人もいるのです。私にとっては、喜ばしいことです。
ヒマジンと私は友達です。
ただ、友達になった経緯も、少し長くなるので割愛します。
一言だけ言うなら、「とにかく気が合った」。
(ヒマジンにこの一言で良いかと聞いたら、「起源にして頂点」MHP2Gの、村クエストラスト、アカムトルムのクエスト名ね」と、解説付きで答えてくれました。2ndGは確かに名作だし、私も1500時間プレイしました)
全裸で飯を食う彼は、結構人見知りで、もうそうなると、人見知り同士の遭遇です。まぁでも、それも含め「とにかく気が合った」わけです。
ちなみにこの記事の頃は、まだ友達ではありませんでした。
単純に、面白いことする人だな、応援したい、と思っただけの他人でした。
そんな愉快なヒマジンですが、ドイツに行ってしまうしんろくさんに、急にしんえんの主催を任されます。本当に急だったし、やりたいと手を挙げたわけでもありません。
急です。
引き継ぎもそこそこに、しんろくさんはドイツに行ってしまいました。
7月1日にヒマジンが語っていましたが、やりたいことについて悩む姿はとても苦しそうで、それでもヒマジンがやりたいことは、ヒマジンにしか分からないわけで、お酒を飲んだりしました。(すぐ酒を飲む。)
「しんえんでやりたいこと」
私もほんの少し前にぶつかったところでした。そして、ヒマジンに私の知っているしんえんと、コロナ前のしんえんについて話を聞きました。
そして「参加者を全員主役にしたい」と聞いた時、面白そうだと思いました。
仲の良い他人ができる環境として、とても良いと思いました。
受付をやらせてほしい、とお願いしました。1番自然に全員とお話ができるから。
ヒマジンが語った話については、配信を見ていただけたらと思いますので、私からは言葉にしません。
良かったら配信見てね。無料もありますが、応援購入できます💕(宣伝)
これ書いてるうちに、チャプター分けもされたようで、大変見やすくなっています。すごい。
他人へ興味を持つきっかけを作ってくれる、素敵な会でした。
喉を枯らしてみんなのプロフィールを読み上げ、バンザイを歌い上げたヒマジン、おつかれさまでした。
しんえん、楽しかったです。
スタッフとしてもだけど、お客さんとして、参加者としても、ちゃんと楽しかったです。だから、参加した皆が、楽しかったと思えていたら良いな、と思っています。
私は、来て受付で会話をしてくれた、みんなに会えて嬉しかったし、楽しかったです。
ありがとうございました。
次は何をしよう?役に立つことができるといいな。
しんえんに対しての気持ちが少し変わった7月1日でした。
長くなりましたが、読んでくれたあなたがしんえんに興味を持ってくれたら、うれしいです。
おしまい(ง ˙ω˙)ว
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