自分軸手帳にゆるいテーマを書いている
前回のnoteで、メインで2つの手帳を愛用していることをちょろっと書いた。
もう15年以上も紙の手帳を使っているのだけれど、いまの2冊に落ち着いたのは去年あたりから。
それまでは逆算手帳やCITTA手帳、ライフクリエイトダイアリー、FOCUS手帳(今はFOCUS EITO手帳という名前になった)などなど、いろいろな手帳を試してきた。
どの手帳もそれぞれいいところがあって悪くはなかったのだけれど、何となくしっくりこないところもあって、2023年に自分軸手帳を使い始めた。
できれば普通にスケジュールだけではなくて、その月のテーマや振り返りをかけるスペースがあるものがいいなと思っていたのだけれど、自分軸手帳はそのページがあって、しかも自由度がめちゃくちゃ高いのだ。
今まで試した手帳は月の目標やテーマを書くところが、わりと「夢を叶える」とか「何かを達成する」ということに重点をおいていたような感じで、そのページに書きやすいようにいろいろな質問的な項目が書いてあることが多かったのだけれど、自分軸手帳は書くスペースこそはあるけれど、書き方や内容はまったく自由になっている。
ネットで検索してみると、イラストで描いている人もいるし、マインドマップを描いている人もいた。
ビンゴみたいにしたり、自分の役割(仕事・家庭・自分)ごとにテーマや目標を書いている人も。
とにかく自由で、ただスペースがある、そんな感じ。
だからこそ、かっちりとした達成すべき目標や、仕事や資格に向けた具体的な目標を書くこともできるし、
わたしみたいに「夢や野望は今はないな。成長とか達成とかはちょっといいかな。日々をじんわり味わえるだけでいいな」というようなゆるい人間でも使いやすかったのだ。
今月はこれを大事にしたいな~というその月に意識したいことを書き留める程度にも柔軟に対応してくれる。
これがすごくしっくりきたので、そこからはずっと自分のメイン手帳としては自分軸手帳を使っている気がする。
ほかにも、紙質が良くて裏抜けや裏移りが少なかったり、押しつけがましい感じがしないところも好きなところなのだけれども。
でも、やっぱり一番は毎月の目標ページのこの自由度に惹かれたんだろうな。
月によって、書き方を変えていい。
しっくりこなければ誰かの書き方を真似してみて、また変えて、どんどん変化させていける。
振り返りも、しっかりPDCAをまわしたいときはそう書けるし、ゆるく自分をねぎらいたいときはそうできる。
別にテーマや振り返りを書かなくてもいい。その月の思い出の写真やチケットを貼るだけだっていい。
そんな月の目標のページ。
現在のところ、わたしはこんなふうに書いている。
今年の前半頃は、左のページ全体に目標や頑張りたいことを書いていたのだけれど、スペースが広くてたくさん書けるのでつい欲張っていろいろ書きすぎてしまい、結局できないで終わるものが多くなってしまって…。
「書いたのにできなかった~」と自分にがっかりすることがときどき出てきたので、この数ヶ月は欲張らないようにページの下半分はその月の記録を書くことに変えてみた。
とりあえず、このページを書くだけでも「いまのわたしはこれを大切にしたいんだな」とか、「今月をこんなふうに過ごしたいと思っているんだな」というのが意識できるのがわりと心地よかったりしている。
ゆるくても、書いておくだけでやっぱりその月の過ごし方が変わっているのだ。
頭の中にアンテナをたてるみたいな効果があるのかもしれないな。