【私の本棚】こうして、思考は現実になる
私は他の人よりも思考している時間が
長い自信があります
これは決して
他人より頭がいいとか言いたいわけではありません
私は他人より友人が少なく、1人で過ごす時間が好きそして、論理的に物事を考える癖があり
よく「考えすぎだよ」と周りから言われる
そんな人間です。
ただし、そんな「考えすぎ人間」であるものの
それがいい方向に物事が進んだことはあまりありません。
そんなときに本屋で目に留まったのが
「こうして、思考は現実になる」(著者:パム・グラウト)です。
スピリチュアル系の本はあまり好んで読んだことはなかったのですが
序章に科学の世界で生きてきた元NASAの学者の推薦文が書かれており、それだけで読んでみたい!と興味が湧きました。
思考に力があることを証明する本
人生を思い通りにする力を与えてくれる
「エネルギー・フィールド」
この目には見えないエネルギーが存在すること
このエネルギーに働きかけ思考を現実にすること
を実際に体感して証明するための本です
そもそも、私たちが日頃から現実だと思っていることは、現実ではない。
正しく言うと、現実の200万分の1%しかみていない。
思考を変え、欲しいものに意識を集中させることで
このエネルギーフィールドを通じて思考を現実にしていく ということのようです。
思考の力を証明する実験の日々
書籍の中では、9つの実験が解説されています。
一つ一つは、数時間〜2日間かけて行うもの。
これらの実験を通じて
「エネルギーフィールド」の存在を証明するわけですが、私は9つ中実験通りに進んだものは2つでした。
2つしか実験は上手くいかなかったのに、
この本を最後まで読もうと思ったのは、この2つの経験が本の内容を信じるのに、そこそこ十分な体験になったためです。
1つだけ事例として紹介すると、
「自分の思い込みや期待がエネルギーフィールドに影響し引き寄せる」という実験で、24時間以内に黄色い車を見ると決めたら、本当にそれを見ることになることを証明します。
黄色い車と言われ、真っ先にタクシーが思いついたものの、最近のタクシーは黒が多いので、難しいのではと思ってました。
カフェに入った際に、せっかくなら窓際で黄色い車を待ってみようと思い30分ほど外を眺めてました。
すると黄色の縞模様のタクシーが目の前を通過。
一瞬、はっ!とした私はこれは黄色の車としていいのか?でも本当に見れるんじゃないか?と信じ始め
その後も外を眺めていると黄色の観光バス・黄色の運送トラックがどんどん目の前を走りました。
私にとってはこの体験だけで
この本の著者を信じることにしました。
思考したことを「当然の権利」と信じる
結局、9つの実験のうち7つは上手くいかなかったわけですが、成功した実験と成功しなかった実験には大きな違いがあったことに気づきます。
それは、
「思考の通りになる!その権利が自分にはある!」
と疑わずに信じていることです。
黄色の車の実験も
初めは疑心暗鬼から始まりましたが、
緑と黄色のタクシーを見た瞬間から、このまま見続ければ現れる!と信じた結果だと思います。
他の実験では
「親が急に100万円を渡してくれる」など思考しましたが、やはりどこかでそんなことが起こるわけないと信じきれていなかったからか、その通りにはなりませんでした。
感想
一冊読んでみて、
思考は間違いなく現実に影響している
そう思いました。
今自分が置かれている環境は
これまで自分が思考してきたこと(マイナスな思考や思い込み)が間違いなく影響しています。
自分が欲しいと思うものを現実にするためには
これまで信じれていなかった
「必ず自分はそれを入手する」という思考を持つことが必要。
そのきっかけとなる本だったかもしれません。
これまでスピリチュアルに関する本はあまり読んできませんでしたが、こういった本から新しい視点を持つことも大事だと思います。