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大学に改善して欲しいところ(通常版)

 現在のコロナ禍において、大学のオンライン化が着々とすすみ、そのメリット、デメリットについての議論が多数巻き起こっていますが、あえて今回は対面授業で大学での講義があったころ、私が大学に改善をして欲しいと思っていたことを幾つか紹介していこうとおもいます。コロナ禍の現在にも共通するところもあります☺

私は今年大学2年生になります。約1年間大学に通っていて嫌だったところ、もっとこうすればいいのにってなったところを書いていこうと思います。


 その1.公欠がない

中学、高校には当たり前のように存在した「公欠」制度が大学にはなかった。それはもう驚いた。ないといっても完全にないわけではない。

勿論、
・家族や親族が亡くなった場合の忌引
・体育会系の部活の大会出場が理由での欠席
・就活の面接などを理由としての欠席
は届け出があれば認められる。

私が驚いたのは、課外活動を対象にした公欠制度がなかったことだ。
大学というものは、授業ごとに成績評価の仕方が異なるが、授業によっては三回以上欠席をすれば単位がもらえないといったようなシビアなものや、出席が成績評価の40~60%をしめる授業も存在する。
(しかも、前者は大体卒業・進級に必要な必修科目…!)

高校から課題解決プログラムや、課題活動はとても好きだった私にとっては非常にショックなものだった。勿論、学生の本分は勉学であり、休日は大学は休みなのだから、休日やればよいだろうという意見もあるだろう。
重々承知だ

私も基本的にその意見には同意だ。しかし、それではどうしても対応できない場合がある。私が一番嫌だったのは自分が行っていた課外活動が評価され、表彰を受けることになったときのことだった。私は嬉々として表彰式があるため、授業を休む故を伝えた。教授は困った顔をしていた。

「大学には適当な制度がないので、そういった理由で授業を休むのは普通の欠席と同じ扱いになります。」

この言葉を聞いたときの絶望感といったらなかった。
表彰式への招待状を提示しても尚、取り合ってはくれなかった。

まだある。

今の事例は確かに大学の活動範囲外での評価であり、それを大学側で対応できないということは100歩譲って理解できる。

しかし、私が自身が行っている活動を自分の所属する大学の寄附講座で同大学の学生を対象に話すことが決まった際、その授業が必修科目である言語の授業とかぶってしまっていることに気付いた。
さすがにこれは欠席扱いにはならないだろうと思っていた。

欠席

まじか…
私はこのとき事態の深刻さを認識した。
学生は勉学が本分だが、勉強しているだけでよいのだろうか。

いろいろな考え方があると思うが、私は学問というものは実体験を経て初めて身につくものであり、知識として頭に入れておくだけでは何ら意味がないものだと考えている。
部活動での成果は認められるのに、課外活動での評価はなにもないのか。
結構な絶望だった。

学生は社会人、社会との関わりが少ないことが度々指摘されるが、単純に接点がない以上に、その機会を学校が奪ってしまっている事もあるのではないだろうか。

課題解決プログラムや、リーダー育成プログラムなど、学校が課外活動の一環として備わっている学校は勿論素晴らしいと思う。
しかし、学校側に用意されたプログラムに参加している学生は
ただ与えられるものに反応を返しているにすぎない。

あまりにこういった状況になれすぎると、
自分が主体となって1から何かを始めるということをしなくなってしまう。
学校という枠を超えての活動はもっと評価されるべきだと思うのだ。



その2.ゼミを自由に選ぶことができない

語弊がありそうなので、先にいっておくが、「完全自由」でないことが嫌なのだ。総合大学の場合、ゼミというものは無数にあるが、基本的には自分の学部の教授が開講するゼミの中からしか選ぶことができない。

学部選びをミスしたとかそういう階層の話ではない。

基本的に学問は分野に分かれているため、
分離しているものだろ考える人もいるが、
すべての学問は体系的に繋がっている。
ゲノム解析のためにプログラミングを行ったり、(医学部×工学部)
犯罪防止のためのポスターをつくったり(犯罪心理×マーケティング)と。

自分が最初に興味を持った分野が他分野を学ぶことで学びが深まることだってよくある話なのだ。
しかし、自分の学部のゼミしか選択できない。
さらに、学部の中でも学科がわかれている学部では、自分の所属する学科の教授のゼミしか選ぶことができないところもあるようだ。
最悪だ。


その3.言語の授業の単位認定


私の通う大学では、必修の言語である英語の単位が、TOEICなどの英語のテストで規定の点数(確か700点くらい)を超えれば、単位の認定をしてもらえるのですが、そのシステムは英語だけで、第二言語には適用されないことが少し残念だなと思います。

大学や学部にもよって仕様は異なるのでしょうが、基本的に第二言語、第一言語(英語)ともに必修で、2年生の秋まで各週2回は授業があります。

必修科目であると言うことは、もし時間がかぶってしまえば履修したい選択科目をとることができないということです。(実際、めっちゃかぶる。だって週4コマは絶対埋まってるもん)

しかもそれだけ長い間、言語の授業を受けても、自分の言語力がどのくらいなのかを正しく知らずに、ただ忘れていくだけの事が多く、とっても勿体ない。(スキルの可視化って大事。)

だから、第二言語にも検定何級合格したら単位認定みたいなシステムがあるといいなと思います。


最後に

大学がもっと好きな学問を自由に極めることができる場所になってほしい!



(文章下手すぎて、ごめんなさい。随時追加していきます)

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