熱狂はどこにある…?
暑くなった。あっという間に。
この前まで肌寒かった秋田も、昨日今日は朝から暑かった。今日は五城目の朝市に行って「あきた図鑑」という本を販売。ぼくらが作った本だ。
まさかまさかで、本当にたくさんの人に買っていただき…とても嬉しかった。みなさん本当にありがとうございます。🙇
そこから帰って、日ハムの試合で感動し…昨日あまり眠れなかった疲れがドッときて、寝たか寝てないかわからない、ふわふわの時間を過ごした。
ここから少し休んで(シャワーを浴びたりして)また仕事に行く。なんてこったぜ、まったく。ということでささっと書きます!
熱狂はどこに?
秋田に来てから、熱狂を探してきた。どこに熱があるのか、どこにみんながおもしろいと思えるカルチャーがあるのか。
それを日々探す。町を歩いていても、仲間と酒を呑んでいても、そこに辿り着いてしまうのがぼくだ。
もちろん「社会」という軸は取れない。自分との距離の取り方、対象との距離の取り方、「それは本当に社会や地域、目の前の人のためになっているか?」という矢印を常に自分にも向ける。それは大切にし続けている。
話を戻して、熱狂さんのこと。彼はどこにいるのか。ぼくは探す。とぼとぼとぼとぼ歩くように、ゆっくり進み、引き返し、また見つけに。
ふとした瞬間にそれと出会う。嬉しい気持ちになる。
ぼくが秋田で見つけた熱狂は近くにいた仲間たちが持ってた。社会人1.2年目、高卒なら4.5年目。あえて表現するなら"普通の社会人"たちだ。
起業をしたい訳でもない、社会を変えたい訳でもない。なんとかなく日々を生きているみんなで。
ぼくはそれを否定しない。仕事をして、遊んで、良いじゃないか。最高だ!でもその中で、少しモヤモヤしている同世代がいた。
でもみんなの想いはとてもシンプルで、
・新しい友達が欲しい
・将来のことを少し話したい
・彼女をつくりたい
・おもしろく生きてみたい
そんなシンプルな想いすら見捨てられ、社会を変えると謳っている人たちに金や機会が流れる。
本当に社会に向き合い変えたいのか、自分が楽しく生きたいのか、それを見ればわかる。ぼくは良いか悪いか、昔から本気のヤツらのカルチャー出身だから。
ぼくが町を見て、歩いて、みんなと話して。秋田という土地で何かをするなら、あえて表現した"普通のみんな"のためだと思った。
秋田で働き、秋田で楽しく生きたいと思っているこの人たちが、自分の町をおもしろがり、お金にならなくても良いから自分たちの町で色んなアクションを起こしていったらおもしろい。そんな企みのもと、AKITA"KARA"を進めてきた。
熱狂はここに?
熱狂はそこにある気がする。みんなが見てこなかったそこに、熱狂がありそう。
「お金を稼ぎたい」「成功したい」というエネルギーは強い。でもぼくは「現状から抜け出したい」というエネルギーはそれに勝ると思う。
特に秋田のようにチャレンジャーが他県と比べて多くなければ、競い合いはあまり起こりづらい。これは自分にも向けてだが、他者と比べて色々やってたら図に乗るばかり。
でも、今を抜け出したい人の、そのエネルギーは凄まじい。そこには自分だけじゃなく、人の共感と応援をつくるパワーがある。熱狂はここにある気がする…。
終わります。
またまたささっと、変な文章を書きました。読んでくださったみなさん、ありがとうございます。
「今を抜け出したい」この言葉をぼくにも心当たりがあって。高校野球をやっていたぼくは正にそうでした。
中学でヤンチャばかりをして、散々人に迷惑をかけて。褒められることなんて全くなかった、クソッタレだった自分を変えたくて、高校野球をしました。甲子園で勝つことを目指して、日々を送りました。
その時の自分のエネルギー。それがまだ体のどこかに残っているんでしょう…。それは今も生きています。
あとはヤンチャしていた時に学んだ生きる術。カルチャーとサブカルチャーのこと。またこの辺りも回想のように書けると嬉しいです。
ということで、またやるべきことを淡々と積み重ねる日々に戻ります。熱狂を探しながら~
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