憧れの物語と、ぼくの今
本を読む、いつも。殿さん(我が家の猫)は寝ている、いつも。本を読んでいると、やらなければいけないことを思い出し「あ。やべっ」と、パソコンを開く。そんでカチカチ叩く。
そう、noteを書くことも今さっき思い出した。ので、書く。この調子なので、書く内容は決めてない。ので、書きながら考える、いつもの調子だ。
今日は朝の10:30~ヘルパーの仕事、夜まで。久しぶりに家族3人で晩御飯を食べ、鍋だったので親父と一緒に雑炊まで食べた。ありゃ最高だった。
本当は19:00~働きに出ようと思ったが、体のバランスが「やばい」となった。前まではそれすら感じ取れず、ぶっ倒れるくらい大変だったが、今は調整が効く。ここは成長したところだ。
自分のなかで好きなこと、それは「夢中になる」こと。寝食忘れて物事に取り組む。やっぱりその状態が好き。あとは過程が好き。過程はみんな頑張っているから、みんなが一所懸命頑張っている姿は好き。
おそらくこれは中学生や高校生の時からずっと変わらず、頑張るのが好きだった。目標に向かって、一日一日。相手はもちろん自分で、自分と向き合い、そして昨日の自分を超える。高校時代、よくそんなことを野球ノートに書いていたと思う。
自分がイベントをやると言ってから、色々な人が応援をしてくれた。そして色々な人が協力もしてくれている。チラシ1枚置いてくれる飲食店さんももちろんだし、実際にイベントの運営やSNSの運用を手伝ってくれている人もいる。本当にみんなに感謝だ。
ぼくは誰でもできることを、誰よりもやるくらいしかできないから、今日も明日も、自分のできることを見つけて、それをやる。ちゃんとやって、良いイベントにしていきたいと思う。
”秋田を変わる”とか、”地域が良くする”とか、確かにそれを大事にして、「俺はそれをやるんや!」という自分もいれば、「いや、もう50人やで。20人てか1人目の時から思っているけど、今回のイベントに来てくれる人がいる。そのこと自体が奇跡じゃん。最高じゃん。」と思っている自分もいる。
ここは難しい、集客も数字も土返し、「どうでもいいよ」と言いたいけど、でもお金もかかって、関係者もいて、ゲストの方も遠方から来てもらうとなると、そうもいかない。でもこのイベントのプロデュースをしてから一貫しているのは、どんな状況でも、どんな高い壁でも、おもしろがること。それはずっとかな。
人間切羽詰まった時に、「その手があったか!」みたいなのが出てくる。その瞬間、その状況が、結構好き。
ぼくは、ジブリのプロデューサー鈴木敏夫と、宮崎駿、高畑勲の物語がすごく好きで、何度もその辺りの本を読み漁る。あの人たちの映画作りの物語が大好きなのだ。
切羽詰まっている感じ、日々。人間の難しさや面白さが垣間見せる。
高畑さんが「火垂るの墓」の映画を延長するといった話とか、宮崎駿さんの人間性とか、あの辺りが何とも良い。
みんな大変だけど、自分が作りたいものを作っている。その瞬間色々なエラーも大変さも全部飲み込んで、面白い未来や作品を生み出そうとしている。それが楽しくて全部超えれちゃう。あれにずっと憧れを思っている。
それに比べると、ぼくの今の状況は何てことないな~。今日も気持ちよくベッドで、殿さんと寝れているし。仕事が終わってもまだ色々やれる時間も残っているから。まだまだやれるね。
間違いなく1ヶ月間、必死に走ってきた。1日も、無駄にしなかったと思う。不安も心配も全部飲み込んでここまできた。今回でプロデュースの仕事は最後になっても良いという覚悟でやってもきた。それは今も変わらない。
でも今回のイベントを通してたくさんの人に出会い、暖かさに触れ、ぼくも頑張ることができていると思う。今度のプロジェクトはチームを組んでやりたいな、やっぱり1人は孤独だから。(笑)
明日がまた来る。1日があっという間にすぎる。今日も良い1日だったな〜。そう思える日だったので、明日に向けて準備をして、眠ります。