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スーツのボタンを閉めたくて 6/48日目【夜勤終わりのチョコザップ】

48日後に減量しないとお小遣いを減らされるたかしです。

どうしてお小遣いを減らされることになったのか?

理由は、明快。
スーツのボタンが閉まらないほどに体重が増えてしまったからです。

ちょうど48日後には次男の卒業式が待っています。

17年間でこびりついた20kgの体重がどのくらい減っていくのか?

せっかくなら自分にプレッシャーをかけようと思いnoteに記録として残すことにしました。

妻の視線に怯えながら、チョコザップに通ってウォーキングで減量をしていく40歳の現実をご覧下さい。


今回は、減量6日目の減量記録です。


午前5時。
患者さんの部屋のカーテンを開けると朝日が昇り始めていた。

「うっわ~まぶしい」

暗闇に慣れていた目には、朝日が痛い。ここから1時間は夜勤の最後の一仕事。

採血・血圧測定・症状の確認・体拭き。やることが多いので、考える暇もなく体が勝手に動いていく。

一段落して時計を見ると午前6時30分。

「少し落ち着いたから何か食べてきてください!」

後輩から言われてウキウキとコンビニへ向かう。万歩計を見ると、7000歩。

(おっ、今日は割と歩いたな)

コンビニのケースに宝石のように並んでいるサンドイッチたち。お気に入りのサンドイッチを取って休憩室で食べる。

2個あったサンドイッチが秒速でなくなっていく。それにしても、サンドイッチって気づくとなくなるよなぁ。前にもこんなことがあったな。


午前9時。

何事もなく夜勤が終わり定時帰宅できることに。久しぶりに定時で終わったので、家に帰る前に何かしたくなった。

「そうだ、チョコザップに行くか」

すっきりとした気持ちで病院を出てチョコザップに向かう。なぜかディズニーランドに行くぐらいワクワクしていた。夜勤明けは無駄にテンションが高い。


ウォーキングマシーンに乗り歩き始めると、あっという間にいつもの2㎞に到達。

(あれっ?今日は調子がいいぞ。限界を超えられるか?)

身体が求めるかのようにさらに歩き続ける。無心で歩き続けていると、いつの間にか4kmと表示されていた。


チョコザップの店内に誰もいないことを確認して、ガッツポーズをする。

もう妻に摂取カロリーがなんだかとは言わせない。

自宅に戻るとソファに寝ていた妻がいた。

「今日夜勤明けでチョコザップに行ったんだけど、いつもの倍の距離を歩いたよ」

まるで小学生がテストで満点をとってきたかのような気持ちで報告をする。

妻「へぇ~、良かったね」

ちらりとこちらを見て、すぐに雑誌に目をやってしまう。

…。

(どうしてだ。どうしていつもこんなに反応が薄いのだ。俺は頑張ったんだぞ。もう少し興味を持ってくれてもいいんじゃないのか?)

と目で訴えるも、当の本人は雑誌の内容に目を輝かせていた。

虚しい気持ちとは裏腹にぐぅ~とお腹が鳴る。おもむろにカバンからサンドイッチを取り出す。レンジで少し温めてから机に座る。

はぁ~とため息をつきながら、温めたサンドイッチを口に運ぶと、ほんのり温かいトマトとチキンの甘みが口いっぱいに広がった。

さっきまで落ち込んでいた心も温まっていく。

サンドイッチにほっこりする私を見て、妻はため息をつくのだった。


昨日食べたもの

朝食:サンドイッチ(CAFE VELOCE)アイスロイヤルミルクティー
昼食:韓国風海鮮ちゃんぽん、お米
夕食:トマトクリーム風パスタサラダ、唐揚げ4つ、ミルクティー
夜食①:サンドイッチ(ハムレタスサンド、ジューシーハムサンド)
チョコザップ後の朝食:サンドイッチ(クラブハウスサンド)

ちょっと待って。お小遣いが減らされるということは夜食も食べれないのか?

運動内容

職場までのウォーキング 1km

仕事中の万歩計:7000歩

チョコザップでウォーキング 4km

現在の体重 87.6kg(昨日:±0kg)

体調の変化

結構歩いたと思ったけど昨日と体重が変わっていない。人間の体は不思議だ。

妻の一言

「どうして1日4個もサンドイッチを食べられるの?」

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