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はる、君を待つ

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出産予定日まで30日。出産までの気持ちを語るエッセイ
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記事一覧

世の中に「絶対」はない。でも、私の数だけ「私はこう思う」はある。

具体的に文章に起こすことが今の私には難しくて怖いので、かなり抽象的な話になることを、先に…

忘れられない写真から、私がプロフィール写真を撮る意味を考えてみた

写真を撮り続けてもう10年以上。撮影した枚数は軽く1万枚を超えている。 今より技術はないし…

真似からはじまる学び

臨月の暇さと体の重さと言ったら。 まだ見ぬ自分の分身を待ちわびながらも、もう少しでひとり…

現状維持も立派なこと

私は著名人のインタビューを聞くのがとても好きなのだけれど、今日は俳優の及川 光博さんがテ…

楽しかったことが、やらなきゃいけないことになっているときは

いよいよ出産予定日まで2週間になって、今日の妊婦健診では子宮口が開き始めていると聞いて本…

午後5時すぎのお昼寝

「お昼寝」と呼ばれるものを、ここ数年数えるほどしかしたことがない。と、言うのは大袈裟だし…

君の ”ばあば” とわたしの母

「はる、君を待つ。」と言うタイトルでマガジンで連載を続けているのに、最近の私の文章には君のことがちっとも書かれていない。(ごめんね。) 君のことはとっても大事。でも私自身のこともとっても大事。 まだ、私の中にいるから、君の大切さにちょっと鈍感になっているところもある。 産まれてから「あー!!もっと私の中にいたときにああしていればよかった!」と悔しがってもそれは私のせいだね。 ぽこぽこと等間隔でリズムを刻んで、君は存在を知らせてくる。ぐっぐっ、ぐりぐりと体を縦にしたり横にした

プロのモノづくりに触れる大切さ

表現者として、プロのモノづくりに触れることは何よりも大事。 プロがつくるモノに触れるほど…

日常の中にある、非日常を切り取りたい

noteを毎日更新すると決めてから、毎日何を書こうかなと考えるようになった。 あと2〜3週間…

肩書きのない自己紹介

自分が何の専門家なのかを明確に。と 写真家→ライフキャリアフォトグラファー→フォトグラフ…

解像度の高くない、日常を切り取る

私が撮りたい写真、好きな写真って何かな?って考えていた時に思っていたことは、ピントが甘く…

夜更かしと、雑音と、ご機嫌と。

どうしても夜更かししたい夜はある。 静まった空気の中でたった一畳のスペースに2時間は居座っ…

漫画から見つける自分の価値観

今日は久しぶりに自分を甘やかして漫画を読んだ。 私はいつも何かに追われていて、時間の隙間…

冷凍金魚

今日は少し怖くて大切な話をしよう。 幼い頃、私は金魚を四角い水槽で飼っていた。出目金じゃなくて、普通のお魚タイプのオレンジ色した金魚は、餌をあげればバクバクと食べて、いつもフンをくっつけて泳いでいた。 3年くらいでどんどん大きくなって、でっぷりと貫禄がある泳ぎをしていた。 生き物を飼うのには、責任がいる。 命を扱うことになるのだから、当然だ。 でも、小学校4年生くらいだったかな、私は金魚を生きているものというよりも、泳いでいる物体として見ていたかもしれない。 いつも通