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【浪人】浪人生、しんどい時の乗り越え方、3つ

前回、息子が浪人していた時、1番しんどい時期はいつだったのか、とその理由について書きました。

今回は、その乗り越え方を書こうと思います

しんどい時の心境って?

まず、しんどい時の心持ちについて、聞いてみました。

それは、予備校に足が向かなくなりそうだということ。
ただ単純に行きたくないなあ、なんてものではないと。

例えるなら、

内臓ごと背中から引っ張られるように行きたくない

だそう…

これは、合格直後に息子から聞いたことです。
そんな時も(親の目には)淡々と通っていたんだ…と、親バカな私は涙ぐみましたよ。

息子流、しんどい時の乗り越え方

過去の似たような体験を思い出す

息子は高校で硬式野球部に所属していました。高校野球の世界はある種独特で、強豪校でなくても、それは厳しい世界でした。体育会の親というものをやるのが初めてだった私は、驚きの連続でしたね。

特に、高3の春ごろ、怪我でレギュラーを取り損ねた息子は、引退まで辞めないという目標を達成するために参加していましたが、精神的には相当きつかったと思います。
息子の通った中高一貫は、部活動は基本高校2年の夏で引退、周りの子達はとっくのとうに受験体制に入っているのです。そんな中、週4日といえど部活に時間を割く、かなりなマイノリティであったことは間違いありません。(高3で部活をしていたのは多分片手の指で数えられます。)

それで彼は思った。

内臓ごと背中から引っ張られるような行きたくない感覚…ああ、これは覚えがあるぞ。
そうだ、野球部やっていた時だ。
ならば大丈夫だ、引退までやり抜けたのだから。

そう思って、通い続けることができたそうです。

志望校の校歌を聞く

予備校の自習室でひたすら勉強する日々。

諦めそうになったり、気持ちが上がらなかったり、意気揚々な日々ばかりでなかったと思います。

そんな時には予備校内を散歩したとか。
それも、早稲田の校歌「都の西北」や応援歌「紺碧の空」を聴きながら。
合格まで、何百回聞いたかわからないそうです。

後から知りましたが、そんな姿も担当チューターは見ていてくれて、「メンタル大丈夫だろうか?」「よし、自分で立て直したな、大丈夫だな」など見守ってくれていたようです。感謝…。

志望校を見に行く

これも合格した後で聞きましたが、浪人中、2回くらい早稲田大学を見に行ったようです。
不安だったり、モチベーションが下がったりした時なんでしょうか?
大隈講堂を直に見に行き、通う学生さんたちを眺め、未来の自分を思い描き、奮い立たせていたのでしょう。

そんなこと、親はつゆ知らず、淡々と通ってるなあ、感心感心、なんて思っていた。

以上3つが息子の乗り越え方でした。

3つ目の志望校を見に行く方法は、時間もかけることなので、もうダメ!という、ここぞの時に使うといいでしょうね。

浪人生の皆さん、これからやりたくない日、逃げたくなる日もあるでしょう。でもしんどいのは自分だけじゃないです。
志望校に受かるその日まで、あきらめずに。

応援しています。

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