見出し画像

24卒新卒が入社4か月で休職した話

初めまして。わさびちゃむです。
24卒の私は、入社早々休職中です。
実は今日、産業医面談をして復職可との判断がなされました。
復職を前にして、自分の休職期間について振り返って整理したいなと考え、noteを書くことにしました。

また、noteを書こうと思った理由はもう1つ。
自分が休職し始めた頃、本当に休職という選択肢でよかったのか不安で、同じく新卒で休職を経験した人はいるのか、休職経験のある人はその後どのような生活を送っているのか知りたくて、ネットやX(Twitter)で「新卒 休職」「新卒4か月 休職」「休職から復職」などと検索をかけていました。
もし、当時の私と同じように休職をし始めたばかりで不安な人だったり、仕事で辛くなってしまった人、休職を検討している人だったりに向けて、新卒で休職した人間の一つのサンプルとして参考になればと思い、私の経験をnoteに残すことにしました。

このアカウントでは、私が休職に至った経緯や症状、復職後はその後どのように過ごしているのかなどを日記のように記していきます。
今回は休職に至るまでの経緯についてお話ししたいと思います。



今年の4月、新卒でとある人材業界の企業に営業職として入社。4月は1か月間、座学や営業ロープレなどの研修がありました。

研修を経て、5月にそれぞれの部署に配属されました。全国に拠点のある企業で営業所の数も多く、新入社員は一部署に数人、新卒同士で同じ営業チームになるということはなく、みんなばらばらに配属されました。

部署の先輩や上司はみんな温かく迎え入れてくれ、職場も学生時代に使い慣れた路線で行きやすい場所にありました。

初めの一ヵ月は毎日新しく経験することばかりで、業務を楽しめていました。
新人ということもあり、飛び込み営業やテレアポもやりましたが、案外苦ではありませんでした。

そういっていられるのもつかの間。1か月を過ぎたあたりから段々と自分で案件をとれるようになり、取引先とのやり取りやアポが入ってくるようになると、さすがに楽しいというよりは大変さが勝るようになってきます。

もちろん先輩と上司が同行・サポートしてくださるなかで仕事をしていました。しかし、取引先に失礼があってはいけない、誤った対応をしてはいけないというプレッシャーを感じるようになりました。

また、今後先輩のサポートなしに1人ですべてできるようになるのか、担当企業が増えていっても対応していけるのかという不安も出てきました。
週明けにアポの予定が入っていると、土日の間ずっとぐるぐるとそのことを考えてしまうほどでした。

おそらく、うちの会社は新人にもある程度裁量権を持たせてくれ、その上でサポートをするというスタンスで、企業との電話・メールは自分で、自分でとった案件はサポートはありつつも主となって進めるのは自分で、という具合でした。
でも少し失敗したくらいで怒られるなんてことはなく、むしろどんどん失敗していい、その分のフォローは上がやるよ、と上司は言ってくれていました。

新人に任せてくれている度合いが他の企業と比べてどうなのかは分かりません。そんなに裁量権がある企業という訳ではなくこれが普通だったのかもしれません。
さらに、任せてくれる代わりに失敗はフォローするよという体制でいてくれるなんて、とてもいい環境・成長できる環境であったとは思います。
それでも、私にとってはそれが合わず、任せてくれることに対して過度にプレッシャーを感じてしまいました。

こうして段々仕事に行くのが辛くなってしまいます。
辛く感じてしまうことすら自分のせいだと考えてしまっていました。
職場環境もいいし、周りの人も優しくフォローしてくれるのに…
まだ自分がやっている仕事は、先輩たちがやっている業務の半分にも満たないであろう量なのに…

なのに、つらい、できない
自分が仕事ができない人間なのがいけないんだ。

取引先とのコミュニケーションが辛いのは自分がコミュ力がないからだ。
コミュ力がないのは自分の今までの生き方が悪かったんだ…

こんな具合でどんどん自己肯定感がなくなり、仕事に行くのか怖くなってしまいました。

そして、7月に入り、決定的な出来事が起こります。
自分が担当する案件で初めて契約をとれたのです。
新人にとって初契約は喜ばしいことのはずなのに、私は全く喜べなくて、
「これで責任が生まれてしまった…」
「簡単には辞められなくなっちゃったな…」
と感じました。
ここで初めて、「自分、辞めたいって思ってたんだ」と気づきました。

体調にも変化が出始めて、駅で過呼吸のように息苦しくなってしまったり、出勤してすぐにトイレにこもり泣いてしまったり、上司との面談で泣いてしまったり、明らかに普段の自分とは違う、おかしいということが分かりました。

こうして限界がきて、7月下旬のある週の月曜日、朝一で上司に時間をもらい、「休みたい」と申し出ました。

上司と、さらにその上のマネージャーと3人で面談し、とりあえず3日間休んで様子を見ようということになりました。
マネージャーは、もし営業が辛いならば、他のポジションもあるよと選択肢を出してくださったので、頂いた3日間で考えさせてもらいました。
カウンセリングにも行ってみました。
けれど3日で答えは出せず、もう少し考える時間、休む時間が欲しいとなり、休職したいと上司に電話で伝えました。

その後、精神科に行き、「適応障害」との診断を受けて休職がスタートします。

長々と書いてしまいましたが、要は「仕事が辛くなった」「営業職が合わなかった」というのが休職の理由です。

仕事以外にもメンタルを病んでしまった要因はいくつかあるのですが、それはまた次のnoteで書きたいと思います。

いいなと思ったら応援しよう!