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洋裁:トレンチコートを作りたい①~セットインスリーブ没案編・MLサイズの型紙有~


バー〇リーや〇ラダみたいなトレンチコートが着たいので、型紙から製作に入りました。
高級なトレンチコートはラグランスリーブで出来ているのですが、肩すべりだけの単衣&袋縫いで作りたいので、セットインスリーブで型紙を一度作ってみました。今回も、自分が着用してみるまでの過程を記事にした備忘録です。型紙は下にあります。

図1 型紙パイロット版1

腰のベルトとベルト止めの型紙はまだ作っていません。
身丈90㎝、胸回りは100以上、袖丈は60ほどある設計です。余裕があるコートというイメージ。
ですが、セットインスリーブのため、腕の可動域はかなり制限されると考えられます。袖山が25㎝ほどあるので、腕の太さには余裕がありますが、着用した時の腕の可動域は、90度ほどが限界だと思います。(初めて作ったシャツで大失敗しました)

元はイギリス軍が着用していた防水コートであることを考えると、没デザインですね…。だって戦地で自由に身動き取れないなら意味無いし…。戦地に赴くわけではありませんが、元のデザインの意図を汲むのであれば、このままでは縫製に入れません。
袋縫いは諦めて、ラグランスリーブでもう一度製図します。
見える部分の縫い代は、裏生地をバイアスにして被せてしまう作戦に変更します。


ですが、10時間ほどかけて作った型紙なので、この記事に残させてください…。何かの参考になれば。


ダウンロードはこちらから。


A4サイズ 9枚 細かいパーツ(横に貼り合わせる3x3)

A4サイズ 36枚 身頃パーツ(横に貼り合わせる4x9)

A4サイズ 9枚 袖(横に貼り合わせる3x3)


相当数の紙が必要になるので、眺める用です。
日暮里で手に入れた、1m150円の厚めコットン生地で作る予定です。

それでは。