つみ重ねること、つみ重ねてきたこと
「自分には、なにもないー」
自分に価値がないわけでは、ない。
これから価値は生み出すぞ、というモチベーションもある。
ただ、ふと自分を振り返ってみて、
22年間サラリーマンとして働いてきたという、
たったそれだけの自分。
自分の立ち位置を決めようと思い、
どの道0スタートなら一旦立ち止まって、
自分のキャリアを、棚卸ししてみようと思った。
そんなことは今の今までやったこともなかったが、
そうしたら、いくつもの発見がでてきた。
営業という職種で、たくさんの人に会ってきた。
怒られたこともあったけど、
そのぶん、信頼や喜びを頂くこともできた。
同僚や協力会社の方、果ては価値を受け取る立場のお客さんにまで
たくさん支えて頂いた。
色んな商品のものづくりに、参加させて頂いた。
後輩に単に指導するだけではなく、
気づきを与えてもらったこともあった。
出会った方とのご縁からすると、本当に私は人に恵まれてきた。
その中で経験したことは、決して無価値かというと、
絶対そうではない。
まさに「灯台もと暗し」である。
今まさに暗中模索している自分もそうだが、
今までつみ重ねてきたことも、立派に価値になりそうなのだ。
少なくとも、2年後、3年後に振り返ったときに、
今同じ立ち位置にいる自分には、価値提供できる。
「何にもなかった僕がこれだけの気づきを得て、発信できた理由」
長いタイトルではあるが、
さしあたって書くとすれば、そういった本になるであろう。
少し、自分が救われた気がした。
今日、末吉さんから新たにリマインドのメッセージを送って頂いた。
「考えてばかりで動けない」を癒すヒント。
その中に、”小さな行動を積み重ねる”というのがあった。
今の僕は、まさにこれを継続したい。
思考停止にならずに、少しずつできることを行動に変換して、
小さな経験と成功体験を積んでいく。
ここでいう鉱脈とは、ダイレクトにお金のことではなく、
「自分の進むべき道」のことと解釈する。
漱石さんほどの文豪ですら
迷いながら、悩みながら、
でも歩みを止めなかったからこそ、解を導いたのだ。
今日まずは、自分の過去を掘り起こしてみた結果、
大事な気づきを得ることができた。
気づかなかったのも、
「過去=なんにもない自分」
その思い込みがあったことにも、認識ができた。
いつか、自分の鶴嘴で鉱脈を掘り当ててみせる。
(なりたい自分の解像度:51)
ご一読ありがとうございました。
今日も書けるという喜びに、感謝。