羽生結弦は個人営業主の理想型
私はフィギュア素人です(これ重要)
コーチ不在の羽生結弦
ゴルフやテニスもそうだが自身のフォームが崩れている時に客観的に見てくれる人がいた方が絶対に良い。
お金がかかる以外はプラス要素しかない。0かプラスかだけ。
しかし羽生結弦にはコーチがいない
演技後に独り言のように分析している彼を見て、既にコーチがいるいらないを超えたステージに立っていることが分かり、改めて凄さに驚いた。
職人としての羽生結弦
「この4回転半が成功したら世界が終わってもいい」
なんという覚悟。まさに究極の覚悟でクアッドアクセルに挑む羽生結弦
点数や確率(所謂期待値)で言えばやらない方がいいのは素人でもわかる。
いままで世界で1度しかチャレンジが無いのもそれを裏付ける。
しかし羽生結弦はやる
オリンピック内定がかかった極めて重要、つまり結果が求められる試合で。
それは常人の理解を超えた、神の精神領域に入っていると言えるのではないか。私には想像すらできない。
自己管理のその先にある羽生結弦
一人で仕事をすると、起床時間がバラバラになったり、運動不足で太ったりそういう難しさもある。
しかし超一流と言われる人は早い段階でそのような程度の低い悩みを卒業しているように見える。
自分の甘えに負けて悩んでいる方は羽生結弦は良いお手本だと思う
安心して欲しいのは、超一流の彼らも朝起きるのが辛かったり、コンプレックスに悩んだ時期があったということ。
人生飛び越えて良くなることはない。
目の前の課題をひとつひとつクリアしていくのが一番の近道で、毎日凡事徹底した人間だけが超一流になれる。
という事は、当たり前のことを毎日するのはとても難しく、できる人は一握りと言える。
羽生結弦のマーケティングと人生設計力
この項目では氷の上ではない時の羽生結弦の強さを分析する
羽生結弦のスケート人生は怪我との戦いだった。スケート自体が過酷なため彼に限らず全ての選手が怪我と付き合う事になる。
前大会のほぼぶっつけ本番で金メダルという結果を出すのは優れた計画力に他ならない。
怪我で不運だと落ち込むか、ならどうやって次の試合に合わせるかと切り替えられるか。
どの業種でも大事なことではないだろうか。
ここから余談
サイレンススズカが夢のような走りなら、羽生結弦は夢のような演技だった。
素人がみてまだ心臓かドキドキして寝られないって。
宝石のような輝きと時間の共有だった。
壺を見ても感動しない私がフィギュアスケートで感動した。
それはフィギュアスケートが映画と同様に成立している証明だと思う。
お金を払って観に行きたい観客は沢山いるし、スピンのカッコ良さ、ジャンプの力強さ、ステップの表現力、それらが組み合わさって映画であり芸術品だ。
羽生結弦が凄過ぎてフィギュアスケート凄いになる。
明日から凍った池で真似する子供が続出するだろう(怪我だけは気を付けてほしい)
ただジャンプの成功失敗で点数を競っているといままで勘違いしててごめんなさい。
そしてフィギュアや将棋の第一人者が謙虚で人格も優れている事に我々は感謝しなければならない。
たまにであるがテニスの第一人者がラケット破壊などしているのを見ると悲しくなる。
とにかく、フィギュアをよく分かっていない私を感動させた羽生結弦とフィギュアスケートは本当に凄いものだと思う。
羽生結弦は一人だけミュージカルをやっている。
他の選手が五輪出場の為に1点でも多く得点を狙っている中で。
それが一人だけ次元が違うに繋がるのかもしれない。
そうか、羽生結弦が世界中にファンがいるのは、次元が違う演技を確実にみせてくれる、ファンはすでにそれを知っているのか。
メダルの色やジャンプの成否の次元の話ではない、と。
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